今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

今年の締めの銘酒忘年会

2006年12月29日 | お酒

 御用納め恒例のアキバのしずかでの酒飲み会。今回の主役はAさん持込の「久保田の萬壽」何年ぶりだろう。脇を固めるために入谷の水上酒店で「田酒 特別純米」に「きりんざん グリーンボトル」。燗酒として「初孫 特別純米」、店長お薦めの「常きげん 山廃純米熟成」を購入。紅一点からの持ち込みの超辛口「誠鏡」の一升瓶と濁り酒の「五郎八」の4合瓶。Cimg4395

 焼酎は鹿児島に帰郷中のOさんの差し入れのカメ仕込み芋焼酎「一どん」の限定物の一升瓶。ウイスキーはロスへ旅行中のKさん差し入れの「マッカラン18年」と多彩な持ち込み。

 いつものごとく6時前から千葉や流山、都内各地からバラバラと集まり、その都度乾杯。一人で何個ものお猪口を持って飲むのも忙しい。後から来る連中用に大徳利一本分残しクーラーに保存。

 持ち込みの日本酒もかなり少なくなり、9時を回り、舌が酒を利き分けられなくなった頃。メンバーの盛り上がり見て、店から「八海山」と、これまた主役を張れる「清泉 亀の翁」が出る。旨いのは分かるが始めに飲みたかったなあ。

 最後は、女将の花ちゃんが特別に用意してくれた最高級の近江牛霜降りの焼き肉でしめる。柔らか~い。

 今年の飲み会はこれで最後だ。いろいろあったが御用納めならぬ御酒収めは多くの仲間一緒に銘酒で締めることができた。有り難いことだ。これもいい仲間のお陰だ。来年も今年同様に収めたいものだ。

 

 


「車検の罠」

2006年12月25日 | 居酒屋

 天皇誕生日の土曜日。気持ちが収まらないので、暮れにしては温かい大川端の夜風に吹かれて門前仲町まで2.5kmのお散歩。2006_12240079

 門仲に着いて、ネオンが消えてるが提灯は付いている「だるま」で酎ハイ2杯、正月以外いつも開いている魚屋「冨水」で旨い魚をつまみに日本盛の燗酒2合を飲んでのお帰り。

「その理由(ワケ)」 

 寄りによってこの暮れの忙しい時にマイカー(ミニバン)の車検が切れる。てなわけでネットで車検場探し。以前、見て貰った格安車検チェーン店は生憎の天皇誕生日のお休み。しょうがないので車を買った大手メーカーのディラー工場へ。

 案の定、見積りするまでお待ちくださいてなことで待合室に待つこと小半時。お呼びがかかり工場へ。車はリフトの上でバラバラにされている。取り立て不具合はないが、これが寿命です劣化してます。とか、タイヤにスリップサインがあって車検は通りませんとか。いろいろな事を言われて、とどのつまり面倒だ全部でいくらだと聞いた。また待つこと小半時。その間コーヒーやらジュースやらのお代わりとやたらサービスが宜しい。

店員が持ってきた見積書を見てびっくり!!前回車検から8千kmも乗ってないミニバン、約22万円ではないか。お奨めパック料金(フィルター、オイル交換含む)の内訳書にはパック外の項目が結構ある。まあリサイクルチケットの2万円弱もあったが。

 タイヤが約5万円、取り替え料金7千円。普段は土日のお買い物専用車。一番安いんで結構だと聞いたら、値引きしますときた。いくらまでまけると聞いたら20万でいかがでしょうかときた。ダメだ!18でどうだと聞き直し、いや19,5だ。そんじゃあ19で手を打ちましょうと叩き売り紛いのやり取り。

 結局、負けたか勝ったか。良く分からないけど多分負けたんだろう。タイヤをバックス当たりの安売りで付け替えときゃあ良かった。その上、交換するタイヤの中身も聞かずじまい。後の祭り。どっちにしてもバラバラにされちまってるし、平日は乗らない車を預けて徒歩でのお帰りとなった。

 てな分けであっちの手にまんまと乗っちまったの巻。お気をを付けなさいよ皆の衆

 


昔の行きつけの復活

2006年12月19日 | お酒

 何かと忙しい年の瀬。幕張へ午前・午後2回目のお勤め。会議も終わった夕刻、会議の流れで幕張駅東口「菜の花」へ。刺身と鳥串を肴に芋一本を空けた後、皆さんとバイしてアキバへ。

 10~15年前頃によく顔を出していた浅草橋「明よし」。バブル期後半に浅草橋、秋葉原寄りのガード際の店を閉めて以来、音沙汰なし。最近、仲間から浅草橋西口近くに「明よし」という同名の店があると言われて気になっていた。

 そこで浅草橋で途中下車、目指す「明よし」へ。浅草橋西口を出て1分のビルの2階。間口は狭いが中は30人くらいが入れる。テーブル席に20~24人、カウンターに7~8人の席がある。結構賑わっている。

 カウンター中で威勢のいい掛け声が響いていた。紛れもなくあの福島出身の大将だ。久しぶりと挨拶を交わして「栄川」の燗酒(大)を注文。昔からこの店は大将の出身地の「栄川」が売りだ。その昔、日刊ゲンダイに「栄川」を飲ませる店で紹介されていた時もあった。

 繁盛しているようでなによりだ。客層は若い連中や親父やらで結構広そうだ。肴も魚系が強く昔と変わらない。酒は各地の日本酒も揃えているが、焼酎に注力しているようだ。「明よし」なる芋焼酎がずらり並んでいた。一番高い焼酎だがボトルで2600円。他は2100~2300円前後、リーズナブルである。

 早速、温泉・酒蔵旅仲間との忘年会を「明よし」でやらないかと仲間に電話。仲間の入れた秋葉原ガード下の開店早々のチェーン寿司屋での予約をキャンセルして貰う。

 実は前夜、かあちゃんとその寿司屋の下見をしていた。「しめ鯖」を食せば分かる。「明よし」の自家製しめ鯖、新鮮さシメ具合から断然の差である。肴、日本酒などメニュー数量、値段とも勝っている。客が入っている理由が分かる。

 かつてのオートバイの大将、このご時世今は電車でとのことなど四方山話をしながら、白子ポン酢、しめ鯖を肴に栄川燗酒を3合飲む。10時も回った頃2千と5百円程支払い、忘年会の約束をして店を出る。

 秋葉原への薄暗いガード沿いの道、最近親父狩りが出没するので、ランナウェーを口ずさみながら一直線?に元気よく歩いて帰る。


脳は溶けてなかった!!

2006年12月19日 | お酒

 そろそろ体のオーバーホールと二日間の人間ドッグ。脳CT、胸部CT、頸動脈エコー等々オプションを追加して徹底的に調査する。7~8年前にも同じ医院で受診した。手際がいいのが良い。

 CT,血液、心電図など一日目の検診も早く終わり、海浜幕張の知り合いの職場に表敬訪問。懐かしい顔と暫し話し込む。その後、京葉線で相棒の待つ東京駅に5時チョット前ぐらいに着く。当初の目的通り速やかに八重洲の地下街に潜行。

 「日本海庄や」の純米吟醸の吉乃川で翌日の胃検診の前洗浄。9時頃までは飲食い宜しいとのことで、お次ぎは秋葉原「あさちゃん」へ。おでんを肴に芋焼酎で胃検診前の腹ごしらえ。ついつい10時近く・・まあいいや。

 翌朝、二日続きの朝飯抜きでバリューム検査。エコーも終わり早めの検査終了。 

 7年前の検診結果を持参し先生に比較をお願いする。血液検査の結果は後日待ちだが、断層撮影やエコーの結果は異常なしとの有り難いご宣託。若干の梗塞はあるが以前と同じで年相応と有り難いやら悲しいやら複雑な思い。心配していた脳の真ん中ぽっかり酒で溶けて空洞てなことはないらしい。

 人様より飲むのを励み、運動は全くのゼロの生活。それでもCT、エコーは異常なしとは毎日のウコンやビタミンEなどのサプリのお陰か。それとも、かあちゃんの作る毎朝の玄米ご飯のお陰か。しかし、自覚はないが糖や肝臓の検査結果が目に浮かぶ。

 早めに検査終了したので休暇を取っている職場に仕事の片づけ。すかさず退院祝い?をやろうじゃないかとのお誘いに、新検見川の蕎麦居酒屋「斉とう」へ。我が家から遠ざかるが、検査明け蕎麦を肴に旨い日本酒は格別だ。


久しぶりの利き酒会

2006年12月04日 | お酒

 暫くぶりの利き酒会。静岡の富士錦で購入した「純米原酒富士錦」、入谷の酒屋で見つけた「特別純米 田酒」の持ち込みのほか、「しずか」で用意した「大七生もと純米」などを中心に約10人。いつものように6時頃からボツボツ集まり始め半過ぎには全員集合。

 いつものように酒の話やらここに居ない人を餌食にした楽しい話しにうつつを抜かす。近江牛の牛鍋をつついた残りつゆで、うどんスキを食べる頃には、既に9時を相当回っていた。

 テーブルが寂しくなるとチョットした肴や適時に店の酒を出してくれる「しずか」にはいつもながら感謝である。

 アキバまで皆を送りがてらに、まだ飲み足りなさそうな連中と直角に曲がってガード下の「真澄」に。純米生酒真澄をボトルで注文。2本ばかり飲む。飲み慣れた酒もまたいい。

 「真澄」を出て、まだ食い足りなさそうな餓鬼共と東口真ん前のラーメン「幸楽苑」に。餃子を肴にチューハイで又乾杯。本日のカロリー摂取過多を反省しつつも飲んだ後のラーメンは実に旨いのだ