今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

迷路の秋葉原とアトレ

2010年12月26日 | アキバ

 秋葉原の東口(昭和通り口)の駅ビル「アトレ・ヴュー」は数年前に和食居酒屋中心の飲食専門ビルとしてオープン。その後、電気街口の秋葉原デパートの後に新たな「秋葉原アトレ1」がオープンした。その際、先発のアトレ・ヴューは「秋葉原アトレ2」と改名したようだ。しかし、先発のアトレが居酒屋をしているのに対し、後発のアトレは女性専用のフィットネスをテナントにするなど女性中心の店構え。なんともオジサンには入りづらい。

 それにしても新旧のアトレは繋がってない。山手線と総武線の交差する秋葉原駅の構造が連絡を絶っている。外人は勿論、日本人も分かりづらい乗り換え構造。ツクバEX、日比谷線も一旦改札を出なければならない。初めての人には迷路だろう。地元小・中を卒業して郊外に住んでいる仲間も戸惑っているようだ。

 さて、暮定例の地元旅行仲間7人との飲み会はアトレヴュー5Fの「えん」で。自宅の水道と排水の修理でやや遅れて到着。当日の昼前に緊急入院した仲間を除いて全員が揃っている。料理は3700円のコース料理。酒はお好みとする。メニューは京都ポークの炙り焼きを中心にデザートを入れて12品、時間制限が無いため途中お好みの肴を2~3品追加する。酒の肴とすると満足できた。最近メモを取らないと銘柄は覚えられないが芋焼酎のボトルを二本注文。

 話題は飲み会当日に入院した仲間の話。具合の悪い体のアチコチの話や親の介護や入院の話でやや盛り上がりに欠けるのは致し方ない。二時間半過ぎてそろそろお開きにしようということになるが、親の病気など諸事情で次の旅行の予定は決めずに別れることとなる。 

 


新橋駅前の老舗居酒屋

2010年12月22日 | お酒

 オヤジのメッカ新橋。降ったり止んだりの何ともキッパリしねえ雨模様。長野での日帰り仕事を終え、新幹線車内でナンプレの「超極限超難問編の冊子」?で時間潰し。大宮を越えた当たりナニワのドクターからの飲み会の確認の携帯。奥方に晩飯の用意を言っていながら、すっかり忘れてまんねん(最近、大阪弁に毒されてまんねん)!!

 ごめんなさいとの一報を入れ、東京駅から新橋は汽車ポッポの広場へ直行。

 メンバーは首謀者のドクターほか大阪からのお客人と、ドクターの後輩である霞ヶ関のじゅうみん。ところが停泊地も決めてない気配。さても烏森の金曜日、人気店は空いている店がある訳ねえ。そこで、烏森では、身分相応な比較的席がありそな目の前の親父居酒屋の老舗「酔心」へ直行。

 ぴったし当たりで二階の4人席に落ち着く。生ビールの後、日本酒は酔心酒造の旨そうな「吟醸生酒」のボトルを注文。店のお薦めボトルは「純米酒」だが、メニューにある旨そうな純米吟醸から始める。「酔心」は広島の酒蔵の経営で八重洲に2件、新宿辺りもう一軒あるという。八重洲店は地下街で昼間からやっているので土日などにブラリと寄ることもある。少し甘口だが呑み口が優しい酒である。

 さて、ナニハの話題と最近の業界事情で花が咲く。大阪府と市の戦争問題を刺身に本物の刺身と串の定番などを注文、おでんや少し脂っこいのも注文。牡蠣のメニューをすっかり忘れている。酒はというと店のお薦めも併せて3本、十分にいい気分。飲み語るうちに、店は二階まで十分混み始めてきた。どっかで宴会を済ましてきて、もう一杯というお客さんに席を空けてやるのが粋というもの。チト早えが席を立つ。

 ナニハの皆さんにゴチになり駅前でお別れ。オジンはヨドバシアキバ極近、極小の赤提灯に。近頃のアキバも、変な連中も多く物騒だ。僅かな時間だが店の閉店10時までは客(兼)用心棒!!

 


両国チャンコとアキバのカラオケ

2010年12月18日 | お酒

 両国は土俵際での食事が売りの「吉葉」。二回目だが前回は少人数のため土俵の四隅に設置した席だった。今回は20人近くの集まりで二階の広間での宴会。チャンコ屋さんの風情は控えめな相撲甚句のバックグラウンド。宴会では多くのメンバーは焼酎だが、自分の周りだけは燗酒を注文。大振りのぐい飲みでさしつさされつ盛り上がる。チャンコは何時出たのか定かではなかった。

 Img_1641 忘年会の始まる前は、両国第一ホテル隣のファッションビル会議棟での会議と講演。この地は元墨田区役所跡地で第一ホテルが買収、バブルの最中ファッションの発信地を目指して開発。国内外の客などを当てにして開発を目指した。第一ホテルの経営危機で当て外れとなる。この通り学生時代には都電が月島から向島方面に走っていたことを思い出す。今は大江戸線の両国駅が至近にある。青空と下町を背景に会議棟の上層階から見る建設途上のスカイツリーは遠くの筑波山を左奥に配置して見ごたえがある。

 さて、吉葉の飲み会も現地解散、カラオケ大好きな仲間とアキバまで行く。まずはガード下の真澄「真澄吟醸生酒」で一休みの後、以前、地元仲間と2回ほど利用したことのある秋葉原東口前の「Kyo」に入る。相棒は得意な横文字カラオケを熱唱。感心するほどうまい。彼の後は歌いづらいが、身振り手振りのいつもの「ランナウェイ」は「チャンコ」のカロリーオーバーの消費に欠かせない。アキバでのスナックは久しぶりだが、「Kyo」は居心地が良くリーズナブルである。


アキバ近すぎる居酒屋

2010年12月07日 | お酒

 学生時代の暮の同期会もここ数年続いている。夏には同期連中と十勝でラフティングなどを楽しんできた。暮の飲み会のメンバーも序々ではあるが寂しくなっている。現役を終え第二の就職か専業主夫など多彩である。いずれオジンも、今の仕事場からサヨナラする時に濡れ落ち葉にならぬようにとは思っている。

 さて、同期会の幹事役をおおせつかる。前回は地元仲間と8人で宴会で使ったことがある「千人同心」をセッティング。秋葉原の東口改札すぐ横のアトレビューにある。最初は25人程度と予想、最終は20人を切ることなった。時間過ぎても改札が近すぎ昭和通りまで出てしまってウロウロする輩が多い。携帯電話で改札まで戻れと何人かに指示する。

 鰻の寝床のような掘りごたつ形式の座敷。いつもの個々の現況報告を皮切りに飲み会は佳境に入る。仲間との久しぶりの会話は楽しい。仲間との話は年金、持病、楽しい話題では旅行や孫の話、中にはまだ幼稚園の子供の話。最近は奥さんの話も多くなってきたのも分かるような気がする。

 だがしかし、飲み放題の酒の注文後の追加が遅い。酒を飲むことは教官並みの現・元の土木屋集団、酒を切らしている場面がやたらと多いのはいただけない。ようやく見つけた担当の女性に遅いというと半分むくれている。外れたかなと思う。コース料理は同ビル内の他店との比較ではチマチマしてチト貧弱か。食が少なくなったお年頃の集まりで店は助かったか。酒出しが遅い割りには1時間30分キッチリでラストオーダーには「まいった」の一言。

 


千葉の銘酒の売り方

2010年12月03日 | うんちく・小ネタ

 今夜の飲み会は千葉の富士見「すし波奈本店」、千葉のすし屋チェーンではメジャーである。館山出身の社長の千葉市での成功のきっかけとなった店だそうだ。最近、丸の内の帝国劇場の隣のビルに出店し、カツや割烹にと地方にも出店して元気がいい。

 千葉で仕事をしていた数十年前からたびたび利用している。2~3ヶ月前に創業者の社長を招いた講演会で苦労談を聞いたところだ。まったくの寿司のズブの素人が夫婦で館山ですし屋を開店し、まずいと文句を言われたなどの苦労話や人との出会いとの大切さなどの話だった。シャリの握り方も習得しないまま開店した勇気には呆れたが、成功したことで笑い話となったのだろう。それも一つの人生だろう。

 さて、店では海鮮料理のコースを注文。個室でゆっくりと千葉の地酒三昧といく。「梅一輪」、「木戸泉」などいい酒がある。いつものことだが楽しい飲み会は早く終わる。

 前にも書いたが千葉県の知事や某部の幹部は、千葉の酒のはなから宣伝をする気が無いのか熱心でない。折角のいい酒を県外に宣伝することの仕方を知っていないのは残念である。私だったらとは歯がゆい思いがする。意見を聞いてもらいたいものである。

 今年の暮も近い。例年、恒例の年末の利き酒会の酒を、あれこれ考える時期だが今年は例年になく忙しいのが辛い。