業界新聞の仲間のセットした高田の馬場「もめん屋」。JR「高田の馬場」より5~6分、東西線の3番出口から1分の早稲田通りに面しているのだが、入り口が狭く一寸分かりづらく通り過ぎてしまう。明治通りの馬場口交差点まで行って気づき半分ほど戻る。地下に降りるが大きなガラスドアを手前に引いて入るのに戸惑う。カウンター中心のような店ではあるが、一つだけの個室に案内されると先着の仲間がすでに盛り上がっている。
飲み会はメンバーの内、長年の民間会社から中国地方の大学の先生として赴任する仲間の壮行会が目的。オジンは単身赴任の同僚のナニワのドクターの金魚のウンコ、兼、案内係なのだ。とは言え、集まった飲み会のメンバーとは知らぬ間ではない。既に何回か飲んでもいる。
掘りごたつ風の席に落ち着いた後、定番の生ビール。そして、話に盛り上がるほどに「〆張鶴」、「菊姫にごり酒」、「酔鯨 純米吟醸」、「黒龍 吟醸」などの銘酒リストから順番に注文。肴は豆腐料理メインの店で手作り豆腐は勿論、お造りの三点盛りなどを注文。升の中のグラスに注ぐ音は何時聞いても痺れる思いである。
これから、社内留学で博士過程を目指すというメンバーの激励も含め、様々な情報交換やら世間話に盛り上がり時間を忘れる。数年ぶりの高田の馬場、学生街とチトアカデミックな雰囲気でもあり、山手線の下半分(親父居酒屋)を根城にするオジンには久しぶりに嬉しい飲み会であった。