今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

お盆休みは何処の世界

2006年08月31日 | インポート

 お盆は暦通りの出勤。盆があけたので、そろそろ遅ればせながら夏休みを取って我が家のリフォームと年寄りのケアマネ選びでも取り組もうかと思っていた。

 そんな時ほど仕事でいろんな事が起きるもんで中々休みが取れない。仕事があってこそ、おまんま食えるのだから愚痴など言っちゃあいけない。とは思いつつも、私的な懸案が積み上がっている。

 朝から貴重な夏休み半日取り、頼んだ大工と娘の部屋の天井修理の打ち合わせを済ませてから出勤。着いたとたん突発事故や溜まった仕事の処理であっという間のタメゴロウ。

 夕方を告げる町内放送の調べに、あせって仕事をしても碌な仕事はできないとはいつもの口癖。それよりもメンタルヘルスのノミニケーションてな訳で飲み屋へ。

 あー疲れれたてなもんで、本八幡北口の飲み屋街へ。初めて入った「菊一」は開店が20数年前というだけあって名前は古風だ。つい先だって改装したそうで新しく清潔感がある。カウンターの向こうに店主か板さんかキリリと二人。入ると寿司屋と間違う雰囲気である。座敷に上がり生ビールで喉を湿し、次は芋焼酎のボトルで乾杯。焼き鳥、卵焼きなど定番メニューで約2時間。

 老舗店でありながら真新しく清潔感のある店、店員さんもテキパキして気分がよい。結構リーズナブルでした。


囲碁と酒とヘロヘロのウニウニ

2006年08月28日 | お酒

   定例の囲碁会、1勝1敗で久しぶりにしてはまあまあの成績。

 はるばる本千葉まで出張っての囲碁の本当の訳は、終わってからの菜の花プラザ「」での一杯会。

 悪タレ共の酒の肴は、謙虚な反省などこれぽっちもありゃあしない相手のヘボ手の罵り合い。而して大笑い。

 空きっ腹に生ビールで喉湿しの後は、当然に、ご当地千葉の銘酒。「梅一輪」と「岩の井」をメニューから注文。元職員会館の直営、今は民間に委託された「」は相も変わらず料理の内容はいまいちだが、千葉の酒にはちょっとこだわりがあるのがいい。

 4合瓶で2本づつ、10時近くになり、もう少し飲みたいくらいが潮時というもんでひとまず解散。

 せっかくの本千葉、顔を出さなくちゃあいけない店がある。ジャズとホルモン焼きのアンバランス、七輪焼きなのにクーラーも空調も無い駅前の「やっぺい」だ。

 汗をかきながらホッピーホルモンで、行ったことのないスペインの話なんぞしながら気が付いたら11時過ぎ。終電迄にはホッピーをもう一本飲める時間はあるが、翌日のことなんぞ思い出し、アルコールと七輪の火で茹だったヘロヘロの頭で一応ウニウニ考えて帰還を決断。

 涼しい快速電車の車中、足を投げ出した専用ボックス席。何時ものことながら日刊ゲンダイの過激な論調に感激しながら、缶酎ハイで水分不足を補いつつ翌日に備える。


刺青の貫禄

2006年08月24日 | 下町

 久しぶりに浅草橋の銭湯へ。名前も粋な弁天湯

  客は2~3人、ふと隣の爺さんを見ると、背中一面に大きな牡丹に歌舞伎者の艶やかな彫り物がある。

  年の頃は七十代後半か。彫り物は驚ろ驚ろしくもなく艶やかな絵柄がかすれ具合と相まって一段と貫禄を滲み出させている。

 風呂上がりのアイロンの効いた開襟シャツ、折り目の入ったズボンと温厚な顔立ちは外見からは大店の店主。彫り物の持ち主とは到底思えない。

 近所の鳶の親方か、訳ありのお方か、いずれにしても久しぶりにいいものを拝ませて貰った。

 風呂上がりの提灯、5月5日のゴールデン真っ最中に寄った風呂屋近くの「仲よし」(前掲)に。

 ここ2~3日ほとんど飲んでないので乾いた喉に生ビールはメチャ!キク~ツ!!

 しかし、肝臓の短期リハビリ中、一杯でご帰還。

 それでも、家の風呂に入らずに、歩いてきた甲斐があったてもんだぜ。

 


キッチンのリフォーム

2006年08月19日 | 日記・エッセイ・コラム

 築後30数年たった狭いダイニングキッチン、奥方や娘達からも相当不評だったが、そろそろリフォームでもと乗り出す。2~3カ所の展示場など見るが、時代の流れは恐ろしいものである。いろいろなオプションがあり便利になったものだと関心する。あれもこれもと、ついついメーカーの企みにまんまと乗せられそうだ。

 しかし、何としても狭い上に、間取りがどうにもできない鉄筋コンクリートのダイニングキッチン。どうしてもメーカーやリフォーム会社の薦めるオプションに頼らざるを得ないようだ。

 キッチンのDIYは当初から諦めている。第三者のリフォーム紹介サイトを通して、複数の会社から見積もりを出して貰った。各社の提案書を見てフムフムとこんな方法もあるんだと勉強する。結局は本体にはさほど差がないとくりゃあ、近さと付帯工事の価格差が決め手になりそうだ。

 なにはともあれ早く、新しいダイニングキッチン兼書斎で一杯やりたいものだ。奥方の喜ぶ顔を見たいものだ。


江戸川の花火と居酒屋

2006年08月08日 | 下町

 墨田川の花火の翌週がだ。;例年、都営新宿線で篠崎で降り土手まで歩く。飲ん平仲間と住吉の「山城屋酒場」で待ち合わせるが、いつもは土曜でも五時前から開店しているはずの店は開く気配がない。仕方ないので西大島の「こん平」に予定変更。花火が始まるまでの時間つぶしである。

 西大島は自分にとっては穴である。早く見参する気ではいたが中々機会がないが、ようやく機会が巡ってきた。明治通りを亀戸に向かって200m、左側の路地に入ってすぐの「こん平」はモツの刺身が特筆ものである。ハツ、レバ、タン、小袋、ホーデン、などの盛り合わせ一人前で950円。実に新鮮で量もある。モツ刺身、串ともリーズナブルでやはり人気店である。

 小1時間ほどを過ごし、いよいよ西大島から篠崎へ。いやなは予感がしたが現実のものとなる。地下鉄に乗ったとたん電車は動かない。各駅で5分以上待たされる。着いた篠崎は改札口を出るまで30分以上。人の波は表に出てからもつきない。 既に花火は始まっている。こりゃあ土手まで行かずに見物して、早々に引き上げなければとんでもないことになると終了の15分前に駅にイチモクサン。 

 結果は正解。モタモタしていたら2時間は篠崎で足止めだった。 

 早めの退陣で門前仲町に目当ての「冨水」に。早締まりか休みか。残念であったが、久しぶりに富岡川沿いの裏路地の「淺七」に行くも休みのようだった。

 それではと、裏路地でひときわ賑やかでオープンな七輪焼きの「山憲」に入る。カウンターと追い込み、テーブルとあったがテーブルへ。座ったとたん、店のコンセプトである七輪がテーブルに運ばれてきた。暑いので七輪にはご勘弁てなわけで下げて貰い、鮪の刺身と煮付けなど頼み、冷たいホイスで喉を潤す。

 土曜にもかかわらず富岡の路地裏は結構賑やかだ。「山憲」は比較的新しい店だが、くそ暑い時には七輪はいただけない。バイトらしい店員も客も結構若い。爺様には寒い時に七輪焼きがよさそうだ。


アキバの盆踊り

2006年08月06日 | アキバ

 秋葉原東部地区の納涼大会、所謂、秋葉原東口(昭和通り側)周辺の町会の連合盆踊りが8月4(金)、5(土)の2日間で三井記念病院横の和泉公園で開らかれた。暑い最中、家業の合間に役員さん達、汗を流しての勤労奉仕、最敬礼m(_ _)m

 金曜日、職場仲間と本八幡の「串坊主」で一杯ひっかけ、9時近くにアキバにご帰還。帰り道、大好きな東京音頭のリズムに誘われて、どれどれ、ついついと覗いて見る。地元の役員さんの見慣れた顔が多い。あとは最近増えたマンションの住民さんと、この日のためにと踊りに磨きをかけてきた婦人会のお歴々。役員以外の地元の連中の顔がほとんど見あたらないのは例年のこと。自分もそうだが、手伝えないので顔が出しづらいのだろう。

 マンションなどの新住民が多くなったせいか、ここ数年序々に参加者が増えつつある。気がつけば浴衣姿の女子が目立つようになってきた。今までは盆踊りなんぞと見向きもしなかった女の子が、ファッションの一つとして浴衣で顔出しするようになってきたのは風潮か。女の子が集まってくると男も寄ってくる、いい流れである。

 昭和の40年代、若い頃には女の子目当てに、仲間と浜町の盆踊りによく行ったものだ。高度成長期の只中、浜町は粋な姐さんも多く、そりゃあ賑やかで艶やかなもんだった。

 それにしても踊りの輪は大きくならない。若い娘は浴衣姿で会場回りをウロウロするだけで踊る気はなさそうだ。仕方ねえか、時代だね。


李で乾杯!それにしても興毅のザマは!

2006年08月03日 | お酒

 久々のドームでの巨人・阪神戦行く前にジャーに仕込んだスクリュードライバーを持ってドームに。水道橋の駅を降りてビールとつまみを買い、入り口で缶から紙コップに移し替え、1階一塁側のシートへ。昨夜サヨナラホーマーの李ちゃんがよく見える文句のない席だ。文句を付けたらチヶットをめぐんでくれた人に申し訳ない。

 さて、先発は内海ではなく西村。大丈夫かいなと思いつつもなんとかゲームメークはしている。6回、李のホームランでリードし、なんとか林、久保、高橋尚でかろうじて一点差を逃げ切る。防御率1点代の福原相手に2連勝。実に気分が宜しい。持ち込みのビールとスクリュードライバー、売り子の姐ちゃんからレモンハイ(500円)を2杯。九回までで結構酔っぱらってしまった。

 終了と同時に一目散で出口へ。さして並ぶことなく空気と一緒に回転ドアから脱出。怒濤のドーム帰りの観客から逃げるようにして水道橋駅へ。いつもなら神田川の川風に吹かれながらブラブラと秋葉原まで歩いて帰るのだが、今日は「亀田興毅」の世界戦がある。生意気な若造が世界を相手に通用するか見物だ。無様な負け方でも見るかとの電車で急ぐ。

 9時すぎに秋葉原の「しずか」へ着いた、テレビを見たら丁度第3ラウンドの最中。なんと既にダウンされているという。試合運びも気合いだけで押されっぱなし。こりゃあ判定負けは当然との予想も、ホームとテレビ興業優先に八百長判定。興行的カラクリが見え見えだけに、あと1回ダウンされても結果は同じだろう。判定に納得している者は誰もいないだろう。

 その点、李承ヨプ(33)の働きには誰も文句は付けられまい。ダメ巨人にあって孤軍奮闘とは彼のことを指す。WBCでは敵方の四番だったが、今は味方で巨人のヒーローだ。李で乾杯だ!!

 来年、メジャーに行かれちゃあ困る。松井と同じくらいの年俸はずんでも巨人に慰留すべきだよ。頼んまっせナベツネさんよ。


李ちゃん、明日はドームで応援

2006年08月01日 | 居酒屋

 「放送席、放送席、今日のヒーローは李スンヨブさんです」。日韓通算400号でようやく連敗を脱した。それもあの井川を打ってだ。開幕前にもブログに書いたが李の綺麗な嫁さん見に行こうツアーを明日実現するのだ。気分良くドームに行けそうだ。

 ところで、ドームのビールはバカ高い(350mlで800円)。庶民の飲んベイにはつらいものがある。ドームに行くときはいつもは魔法瓶にウォッカとオレンジ、氷を入れてスクリュードライバーを作って持ち込む事にしている。魔法瓶だと入り口で没収されない。ウォッカは結構酔える。

 ウォッカを御徒町で買った後、多慶屋の裏のやきとん壱弐参へ。一人、大串モツを肴にホッピー飲みながら、アルコールの助けで発想を期待してネットの囲碁八段認定問題に取り組む。あまり難しいのでバンザイ、早々と家へ帰っての黒ビール片手のテレビ観戦に変更したのだ。おかげで李のサヨナラホーマーが拝めた。

 明日は今シーズン初めてのドームだ、いつものオレンジタオルを持っていこう。職場の冷蔵庫の氷は全部いただきだ。