今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

目黒川花見⇒代官山⇒渋谷桜まつり

2018年03月24日 | まち歩き

 今年は桜の開花が早い。おそらく三月末までは持たないだろうとリュックを背負ってのウォーキングを思いつく。てなもんで、まずは秋葉原から日比谷線で乗り換えなしの中目黒へ。何の根拠か分からねぇが都内ナンバー1と言われている目黒川の桜並木に敬意を表して見参。

 混雑する中目黒駅を抜けると人込みを分け入り目黒川に到達。八分咲きの桜が目黒川を覆っている。昔の目黒川はドブ臭くて叶わなかったが、下水処理場が整備され処理水が清流として流れている。桜見物のおば様達が「まあ~目黒川の水てキレイだわ( ^^)~~」との感想。東京都下水道局の皆さんに感謝!!。今の目黒川沿いには洒落た店は多いが、桜の季節だけか商売っ気が多くて今いち垢抜けしてない。

 

 帰りは「代官山」から渋谷ヘと思い、目黒川の途中から早めに代官山方面へと向かう。スマホの地図ソフトを頼りに代官山駅へと向かうが、不規則な地形と路地の洒落たブティックに目を奪われて肝心の駅にたどり着けない。咽も乾いた。コンビニのテラスで外人さんの隣でカフェラテを飲みながら今いる場所をスマホで確認。渋谷を目指してウォーキング再開、20分後に桜通りに到達。六分咲きの桜通りを通り抜け久しぶりの渋谷駅へ到着し目黒の花見は終了。

 さて、次のターゲットは何処に?  スカイツリーと隅田川、門前仲町の川からの花見、ドライブで権現堂・・・

 

 


「空飛ぶタイヤ」と新宿御苑の「ユリノキ」

2018年03月18日 | 日記・エッセイ・コラム

  休日の昼下りウォーキング、神田駅近くの喫茶店で、昨夜購入した浅田次郎の現体験と言われてる「ブラック アンド ホワイト」を読み始める。最近は池井戸潤浅田次郎の小説を交互に読むのが習いになってしまったようだ。粗筋もうろ覚えの小説も多く、再読、再々読でも新鮮なトキメキ。書店で自宅にあるのも忘れ再購入もしばしば。両人の小説は、流れるようなストーリー性と人物設定の旨さ、そして社会性に嵌まったようだ。両人の作品はストーリーの面白さ故にドラマや映画に度々取り上げられヒット作品も多い。近々、池井戸作品の「空飛ぶタイヤ」が映画化するという。大型トラックのタイヤ脱落で、親子の死亡事故原因を巡って中小運送業社長が大手自動車メーカーを相手に戦う物語である。

  読書中、ふと新宿御苑の「ユリノキ」が見たくなり新宿へと向かう。このユリノキは明治初頭に北米から持ち込まれた外来樹で新宿御苑に初めて植えられた。その後、「上野国立博物館」の前庭や「迎賓館」の正面の並木に使われている。成長が早く通直で巨木となり、それぞれにシンボルツリーにもなっている。おまけに花時には、チューリップのような花弁にたっぷりの蜜をため養蜂家にとっては貴重な木だとのこと。

 何故、ユリノキかというと、山に「苗木を植えて10年後くらいにハチ蜜を取る!」という気の遠くなる話なのである。果たして生き永らえて己れが植えたユリノキからの蜂蜜を食する至福に会えたらとの夢である。