今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

「大阪屋」の串煮込み

2007年06月18日 | お酒

Cimg6144  昼過ぎ久しぶりの仲間に電話する。永田町でシンポジュームの最中だと言う。シンポは4時まで、いい按配だ。仕事は早めに切り上げられそうだ、早速、門仲で飲もうということに決定。待ち合わせの門仲では「大阪屋」に直行。いつも満員で苦渋を飲んでいるが、今回はラッキー(^_^)v。

 10人も入れば一杯の店、先客が4人。カウンターに席を取る。カウンターの真ん前の大鍋に串に刺したモツがクツクツと煮込んである。昔からここのスタイルである。ビールを肴に串煮込みを食べる、それもありかな。卵スープは普段は〆だが、久しぶりなのでどうしても食べたくなった。鍋で煮込んだ半熟卵を割ってた上に煮込みのスープを掛けて出てくる。絶品である。もう一つ頼むのが気が引ける。

 気のせいか、つまみが串と卵とオニオンしか無いためか常連客の足は速い。1コースを堪能するとさっさと引き上げる。あまり長っちりはいない。次へのプロローグか。しかし、煮込み目当ての客足はつきない。

 お次は、これも予定のコースの「富水」だ。元気な女将といきのいい魚がメインの店だ。近くに「魚三」があるが高慢ちきなところには行く気がしない。酒は気分よく飲める店がいい。

 魚メインでつまみの品数はそんなに多くはないが値段もリーズナブルだ。年中無休も嬉しい。刺身盛り合わせとほっけ、銘柄は忘れたが吟醸生酒の4合瓶を頼む。元気のいい女将の声と久しぶりの話に盛り上がった頃、深川の実家からの帰り道のかあちゃんが合流。話題も変わり小一時間。楽しく過ごしてはかあちゃんもいることだし仲良く帰ることとするか。


囲碁の極意は?

2007年06月16日 | お酒

 今年3月以降、月1ペースだが定例囲碁会などの戦績は13戦全勝。クラブの定例での対戦10勝のほか、居酒屋の個室で燗酒を傍らに3人相手にした3勝など。対戦以外囲碁の本やテレビすら見る機会のない不勉強の日々。毎回ハンディはきつくなるが不思議と勝っている。

 3年近く続いた不振も嘘のようだ。今回の定例囲碁会も3連勝。職場が変わって碁の会の世話役から開放されとたんにこんなもんだ。囲碁とはこんなにもメンタルなものだとは今更ながら驚く。欲をかかない。焼きもちを焼かない自然態に徹しているだけで優勢な相手が、かってにコケテ勝ちが転がり込む。

 そういえば、今の囲碁会の基礎を築いた、かの尊敬する木谷実先生も滅多に対戦しなかったそうだ。数打てばいいもんじゃあない。達観の域とはそういうものか。えへん・・

 定例囲碁会、OFF会が半分目的である。早い連中は5時過ぎに集まり7時半も過ぎると打つ手が早くなる。むべなるかな。皆ぃ~んな飲んベイだ。そこらへんの心理状態を利用するのも総合戦略だ。

 よほど悔しいのだろう憎たれ口をたたく碁会所通いの先輩と、オジンは気分良くOFF会へ。8時過ぎから本千葉駅近くのいつもの中華料理の「・・・?(忘れました)」へ。

 いつものとおりレバニラ、野菜炒め、餃子をつまみに紹興酒の小瓶を5人で17本。ワイワイ言いながら時間を見たらすでに10時を回っている。

   昨夜も「しずか」で地元の先輩と遅くまで飲んだ。本千葉駅前のホルモン「やっぺい」の親父の顔を見たかったが、これから飲むと午前様。翌日の仕事のため「あの悪夢の前歯3本折り」の本千葉駅をさようなら。

 


神田の100円立ち呑みは?

2007年06月13日 | 居酒屋

 以前、日刊ゲンダイで神田の立ち呑みの紹介記事があったのを思い出す。神田の立ち呑みでは「ダルマ」などがメジャーだが新参のチェーンだという。100円が謳い文句の店の「100ダイニング」だ。別段予定も無かったので、ぶらり途中下車。

 駅近くのの平成通り沿いにある。店に入りビールとたこ山葵、唐揚げを注文。生ビールはグラスで200円。発泡酒だとグラスで100円だという。グラスは小さく大きいのにすればよかったと後悔。おぼんに乗せて壁際カウンターに行くも、テーブルの配置が悪いせいか歩きづらい。めぼしいつまみは200円以上だ。酎ハイは100円だかやや薄い。

 結論から言うと100円立ち呑みではあるが200円以上も結構多い。アキバの「百飲」に文句なく軍配。あらためて京成あたりの立ち飲みの方が量も中身も充実していると実感する。


買い物がてらにアメ横のガード下

2007年06月12日 | お酒

 日曜の夕方、お気に入りのサングラスを買いにアメ横に。アメ横ガード下のサングラス専門店、巷のメガネ専門のディスカウンターで売っている同じ製品が3~4割安い。レイバンも結構安い。

 いつものサングラスを購入後、晩酌がてら日曜で賑やかなアメ横ガード下へ。上野駅から御徒町方面3~4分ぐらいのガード下東側(山手線外側)の「神田っ子」へ。サービス時間帯らしい。テーブル席は半分の入りだ。中国人と思われる店の娘に、まだ客のいないカウンター席に案内される。厨房風景がまったく見えないカウンターだ。板さんの働く厨房風景は少しは見えた方がいい。

 さてメニューをみるが、この店の特徴がいまいち判らない。上野駅に近いせいか値段もそこそこ、よくある店の部類だろう。砂肝とマグロを注文、チューハイを2杯飲む。

 チューハイが少し薄いのはいつものことか、サービス時間帯だけのことか。そんなことは知らなくてもよいと早めの切り上げだ。

 我が家のウンともスンとも動かない歯洗浄器ジェットウォッシャーの買い換えを思いつく。アメ横ガード下をアキバのヨドバシへブラブラウォーキング。ネットで値段の確認もせずにヨドバシのいい値で購入。結果はポイント付いてもアキバのネットショップの約千円の勝ちでした。

  


御徒町「味の笛」から神田へ

2007年06月11日 | お酒

 土曜の午後、明るくてメガネの不要ないつもの喫茶で読書三昧。5時も回り、そろそろ帰るかと御徒町ガード下の立ち呑み味の笛」へ。Cimg6127

 ガラリとガラス戸を開けると、そこはオヤジの世界。それも殆ど一人客。ジーンズ生地の「牛や」の肩掛けバックを厨房の真ん前のカウンターに置く。早速、目の前カウンターのマグロ刺身と厚揚げ、酎ハイを注文。800円を支払う。皆黙々と食べて飲んでいる。これもまた一つの風景だ。酎ハイをもう一杯飲み、はたはたを食べて計1300円。40分ぐらいか。

 アキバまでブラブラ帰り道。今夜の我が家は皆外出中。従って晩飯は自己責任。前日「鳥春」で食べた焼き鳥を思い出す。

 また旨い串を食べたくなった。ボリューム、味、共に折り紙付きの和泉町の「串よし」へ。砂肝とひな、つくねを一本づつ注文。ここは一本づつでもOKである。芋の「黒伊佐錦」の濃いお湯割りを飲みながらオヤジと世間話。最近、仲間が高血圧で救急車のお世話になった。脳は無事だったのでホットしたが、こちらも気を付けねばとお湯割り三杯で、お休みなさい。


ようやく入れた「鳥春」へ

2007年06月11日 | お酒

 久しぶりにかつての同僚と飲もうというで西船待ち合わせ。所定の時間まで20分あるので下総中山の焼き鳥「鳥春」を覗きに。生憎すでに満杯。時間差で攻めるとするか、てなことで西船へ取って返す。

 武蔵野線ガード下、飲み屋の並ぶ中「きらく」へ。刺身中心の居酒屋である。一階のカウンターは満席、二階の座敷に案内されるが4人席は狭い上に床に薄座布団である。隣の掘り炬燵席が羨ましい。

 席について鰹、イカ、マグロ、しめ鯖などの魚中心に注文。ビールで乾杯の後は黒麹の芋焼酎「薩摩武士」を前に、お互い4月以降の経過報告。ボトルも無くなり、足も痛くなってきた。

 Cimg6106勘定を済ませ店を出て、鳥春に電話を入れると先客が帰り支度とのこと。超ラッキー(^_^)v。「5分後には着くよ」と連絡、西船乗車も中山駅前ぴったし到着。

  さて久しぶりの「鳥春」片っ端から注文したいが、直前にボトルを空けている。絶品のつくねポン酢とヒナ、鳥刺しと燗酒を注文。大串で焼きの按配も大変良い。いつも満席の訳も判る。Cimg6109Cimg6108 

 最後は冷酒の純米「出羽桜」と「南部美人」で締めくくる。この店にはオーソドックスだが酒好きの酒がある。


市原「武本食堂」のボリューム

2007年06月10日 | 食・レシピ

Cimg6101_2  先輩OB連と市原へ挨拶回りの昼食時。アド街っく天国にも紹介された定食屋の「武本食堂」へ。前回は12時直前で注文してから約40分ほど待った。

 今回は11時半ば頃。お薦めの「刺身定食」1240円、「きんめの定食」1200円をそれぞれ注文。魚屋魚武がベースだけに、房総の港から直行の新鮮な魚が5品以上でボリューム満点。酒の肴にしても十分すぎる量。近所の爺さん連中と一緒にいっぱいやりたくなってきた。

 特別定食などは刺身の他にきんめの煮付けや天麩羅が付くそうだ。どうやって食べるのだろう。刺身定食でも食べきれなかったのに。ご馳走様でした。


梅ヶ島温泉と「臥龍梅」part2

2007年06月06日 | お酒

 さて、酒も購入し梅ヶ島の蕎麦屋「湯元屋」へ一直線。ここの手打ち蕎麦は一食の価値ありである。蕎麦は細くて腰があり角が立っている。冷たくつるりとした喉ごしがたまらない。中一週で来た甲斐があるってもんだ。

 蕎麦を食べた後、日本三大崩れといわれている大谷崩れを見物にいくが、ガスって見えない。残念だが途中で引き返す。

 早く風呂に入ろうてな訳で、今宵の宿「泉屋旅館」へ。風呂は内風呂中心でPH9.6ぐらい。透明でツルツル感のある所謂「美人の湯」の部類だ。

 夕食前、部屋での前哨戦はビールで乾杯。夕食はいつもは部屋出しだそうだが、カラオケ付きの宴会場での夕食とする。鹿刺しと猪を肴に持ち込みの山田錦と備前雄町の袋吊り雫酒「純米吟醸臥龍梅」を楽しむ。Cimg6033_1

 いつものようにオレがオレがのカラオケ大会。オジサン連中相も変わらずさっぱり新曲がない。時間制限8時までの夕食のあと、風呂の合間に「冷やおろし臥龍梅」で夜中の1時近くまで談論風発。

 翌日は、何時か来た道、先々週とは逆方向、スリル満点の安倍峠越えで身延山へ。物見遊山の身延参りの後、十谷温泉入り口の「鰍の湯」で昼飯とひとっ風呂。サラサラした大変気持ちのいい評判の温泉である。大広間で昼寝も気持ちがいい。Cimg6061

 帰りは中央高速甲府南ICから、途中3時頃にもかかわらず原因不明の大渋滞に巻き込まれる。    が、しかし、早慶戦の第二戦早稲田優勝のテレビ中継。仲間にも早・慶OBがいるため車中飽きずに過ごす。

 秋葉原中央口ロータリー路上ライブのど真ん中に無事帰着。直ちにデジカメ写真をアキバヨドバシで現像、これにて解散、伸び伸び温泉旅行も無事終了した。


梅ヶ島温泉道中のお楽しみpart1

2007年06月06日 | お酒

 2月から伸び伸びのハナタレ時代の仲間の温泉旅行。ようやく実現。2週間前に行った佐野川温泉の帰りに、ひょんなことから下見した静岡安部川のどん詰まり「梅が島温泉」である。

 アキバで集合し、H君のエルグランデでいざ出発。温泉旅行のいつものお楽しみ酒蔵への立ち寄り。最初の目的地「臥龍梅」のある清水へ。東名清水ICを降り、数分のところに「臥龍梅」の三和酒造がある。だが生憎のお休み。三和さんから紹介された近くの「リカーショップおきつ」へ。Cimg5976

 この「リカーショップおきつ」、臥龍梅のラインナップは勿論、「伝心」など旨い酒も置いてある。店の真ん中にデンと座る大タンクには量り売りの自家ブランド日本酒「酒楽(さかほがい)」が入っている。芋、麦、米の焼酎もありこれも量り売りをするという。全部利き酒をさせてくれる。Cimg5980 当然、試飲。

 あれこれ迷うが、宿で飲む酒は山田錦と備前雄町の「臥龍梅」と決定。自宅用の酒はお神の好きな五百万石の「純米吟醸臥龍梅」を購入する。

 


十勝ワインとトムラウシ温泉

2007年06月01日 | お酒

 3日間の仕事も終わり、金曜日からは釧路から学生時代からの友人のいる帯広へ。帯広まで特急で約2時間。植物性フミン質のモール温泉のある駅前の十勝ガーデンズホテルに宿を取る。

 その晩は「ばんえい競馬場」で「尾崎紀世彦とカントリーライブ」に。帯広市だけの開催となった「ばんえい競馬」の応援ライブということだそうだ。低い気温に生憎の雨空、ひどく寒いとのことだったので駅前の長崎屋で遠赤外の長袖とタイツを購入。ホテルで着替えて結構暖かく正解である。しかし、凍える中、尾崎紀世彦の熱唱は流石のプロ根性である。Cimg5864_1

 ライブ終了後、冷え切った体を温めるべく帯広飲食街の一角串焼き「たたら」へ。落ち着いた雰囲気でL字カウンターでお客が見通せる。「たたら」ではおでんの他、店のご推奨の「笹竹焼き」を食す。臭みもなく柔らかく塩味が効いて実に美味である。千葉の大多喜の若筍焼きとはまた違う。日本酒は皇太子ご愛飲という「多聞」だと言う。殿下はぬる燗が好きだそうだ。ワシもそうだ。多聞は灘の酒だが熱燗気味が胃に滲みわたる。

 さて、翌日は昼から新得郊外の友人のゲストハウスへ。アドベンチャークラブT A C ]の根拠地だそうだ。

http://www.tac-go-go.com/ Cimg5886_1

 ラフティング、ファンカヤック、冬はトムラウシでのツアートレッキングなどを行っている。小学1年生から参加可能という。装備を見せて貰ったが、成る程水に落ちても濡れないドライスーツだ。古希(70才)までには挑戦してみようか。連夜不摂生の我が輩は断られそうである。

 Cimg5895_1 オーナーである友人がクラブメンバーとのミーティングの合間、歩いて10分くらいの「くったり温泉」へ。北海道の山野道、傘を差しタオルを肩に掛けブラリ。そんな奴は「お神」以外には見かけない。屈足(くったり)湖畔のトムラ登山学校に併設した保養施設だ。PHが9.6近くある高アルカリ泉である。ここのオリジナル温泉とは別にトムラウシの湯もある。ここから1時間半近く奥、十勝岳の懐にあるトムラウシ温泉からタンクローリーでお湯を運んできている。広々と屈足湖を眺めながらの露天が素晴らしい。「くったり温泉」だけでも十分によろしいのに何でトムラウシから運んでくるのか。それほどトムラウシは遠いのか。

 Cimg5896_1 晩餐は貴重な1999年もの十勝ワイン蝦夷鹿十勝牛のステーキと甘いトマト料理をいただく。食後、フィンランドサウナの合間にボンベイジントトニックで体を冷やしながら友人と遅くまで語り合う。至福の時とは斯様な時を言うのか。

 翌日、雨空の中トムラウシへ。十勝ダムを越えたあたりから雲の切れ間が。まだ残雪が多いトムラウシ山の中腹が現れる。トムラウシの展望台では、ひっそり静まりかえった広大な原生林の中、鶯の鳴き声が遠くまで響き渡る。こんなにも鶯の鳴き声が美しいものとは知らなんだ。実に爽快気持ちが透き通る。

 Cimg5911_3 国民宿舎の「トムラウシ温泉」はPHは高くないが硫黄の仄かな臭いとヌルヌル感がある不思議な泉質である。轟々と流れる十勝川の源流を横に見る露天風呂。秘湯的な雰囲気はないが大変いい温泉である。東京からは遠く、なかなか来ることは難しいが、是非もう一度訪れたいものだ。

 帯広からANAのコンピュータートラブルとは無縁に、ライブの尾崎紀世彦と一緒のJAL便で6日ぶりに帰京。東京は同じ日本とは思えず20度も暑かった。

 北国の贅沢な過ごし方を体験させて貰いました。Y君と奥さんに感謝。