今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

右足ギブスの車通勤!!

2010年03月21日 | アキバ

 ひょんなことから右足首の骨折、膝までのギブス装着。通勤の車を我家の駐車場に納めて、秋葉原駅近くの店へ杖を突いてヒョコタン・ヒョコタン。ギブスの足を引きづりながら、連絡の入ったガード下のチェーン店の「土風炉秋葉原店へ。

 1月末に右足首を捻ってから10日間近く、仕事でアチコチ歩き回ってはいたが、どうにも鈍痛がある。ハナ垂れ小僧の頃、親父によく殴られたと言う近所の90才過ぎの整形の老先生の元へ行くが生憎の休み。その足で、近くの三井記念病院に緊急受診。X線で足首の骨にヒビとのご宣託。テービングでだめかと言うがNo!!。手術でボルトはどうかと言われればギブスを受け入れるしかない。

 而して、ギブス生活10日間、飲み会もご無沙汰していたときに地元仲間からのお誘い。「喜んで!!」とはどこかのフレーズだが、その気分。ところで「土風炉」、ここはテーブル席を各個毎に区切ってあるが薄暗いのであまり好きではない。還暦過ぎの同じ年の仲間も暗い店は苦手という。細かいメニューは読めやしない。

 それでも、店員さんがいろいろと気を使ってくれる。芋のボトル日本酒を飲んで河岸を変える。「しずか」も先に予約済み、しからば定番コースのいつもの「真澄」だ。珍しく奥の六人がけが空いている。「あらばしり真澄」の四合瓶 。やはり、手のかかった厚揚げや竹の子の煮物を肴に春のあらばしりは旨い。遅くなるとカウンターの隅でコクンと寝ているご主人のオカアサンが可愛らしい。

 ところで、車の運転、右足ギブスでも指が出ていれば、交通違反じゃあなかろう。しかしだ、それは違反だと言う頭の固い奴がいる。むしろ、ツマ先で鉄板の安全靴を履いて運転するよりゃあ安全だ。

 てなわけでギブス生活2週間目、杖の力も借りて大分歩き安くなってきた。いつまでも閉じこもっていては体によくないと、仕事の付き合いもボチボチ飲み始めることにした。


ネット価格の怪、PC引っ越し

2010年03月11日 | アキバ

 現在使用中のXPパソコン、USBポート3つの内、活きているポートがあと1つ。おまけにネットがしょっちゅうフリーズ。一枚690円で買ってきた増設メモリ1GB×2を入れ、ちょっとは早くなったが、自宅で酒を飲みながらの作業中にフリーズするとパソコンをぶん投げたくなる。

 そろそろ引っ越しの潮時と、昨年末から購入検討していたWin7機。 Core2Duo13ich小型ノート。Powerpoint付のoffice、バッテリーは7h以上、重量2kg以内DVD有りの国内メーカー。とりあえず後々の面倒を考えるとフルスペックがいいだろうとの判断。

 さて、価格は10万円前後を考えていたが、ヨドバシは17万8千円と問題外。ソフマップでも似たり寄ったり。他の海外メーカーにするか迷っている矢先、ネットを見るとアキバのショップに12万4千円。早速、電気街へ飛んでいく。

 箱だらけの店に入り、品名を言うとすかさず、ヤマダ電気のシールが張ってあるが11万円でどうかと言う。前日付けのシールなので新品ならば結構と早速購入。

 想像するに会社経費でヤマダで買った客が即転売のパターン。所謂、危ない取引か、セコイ小遣い稼ぎの仕組みだろう。こちとら新品で保証があり、安ければ経緯はどうでもよろしい。これで、一先ず安心し、土日の喫茶店で仕事ができるとホットする。

 後はソフトの引っ越しが問題だ。前回のXPからVISTAのお引っ越し、何度かのトライでも失敗し苦い経験がある。面倒なので、当時買ったVISTA・PCは娘に無償譲渡。さて引越し、一太郎、VISIO、ロータス、筆まめ、デジカメ忍者、その他諸々。買えば結構な価格となる。個人使用のパソコン毎にソフトを買うことは業界の腹黒い思惑。そうは言っても、業界の思惑にまんまと乗せられ、ヨドバシで一番高い引っ越しソフトを購入。

 さて、晴れて購入の夜、黒ホッピーにキンミヤ焼酎を傍らに引っ越作業のスタート。2時間経過しても残り28時間と表示。遅遅として進まない。やらなきゃあならない仕事もあるので仕方なく「キャンセル」をクリック。やはり、ソフトを買わせる陰謀か?後日、ソフトを絞り込んでの再チャレンジとするが、誰かいい方法があったら教えてたもれ。


大井町線路沿いのハラミ

2010年03月04日 | インポート

 まだ、早いかなと言いながら、ナニワのドクタアと仕事帰りに辿り着いた大井町駅の五時半近く。線路沿いの「ほんま」に到着。暖簾を掛けたばかりの店に入るなり親父の駄洒落のお出迎え。駄洒落の機関銃で注文し損ないそうになる。十坪の店に7~8席のカウンターと二人掛けの小さなテーブルが一つ。二階は15名くらいまで入れる座敷があるそうだ。この店は「ハラミ」が売りの居酒屋、ハラミが売り切れると店の暖簾を下ろすそうだ。ただし、店はやっている。

 まずは、売り切れる前の人気メニューの「ハラミの串焼き(900円/本)」とビールを注文。串焼き1人1本までだが串から外すとレアステーキのようでボリュームは十分にある。昭和31年生まれの親父からレバーとハラミの刺身はいかがかと聞かれ文句なく貰うことにする。塩とゴマ油で食べる刺身は串と並んで実に旨い。「黒霧島」のお湯割りをグラスで注文するがボトルが出てきた。「飲んだだけ後で精算、良心的だよ」との親父の言に従うが、結局、全部飲まさせられる仕掛け。載せれたのが判っちゃあいるが肴が旨いのでついつい酒が進む。最初からボトル1本か、グラスで勘定が得か、精算方法も最後まで判然としなかったが。

 飲んでいる時、出版社がこの店の載った掲載本を発行日前に届けに来た。読ませてもらうが、中々詳しく書いてある。親父の写真、嬉しそうに載っている。この手の飲み屋紹介本は、店から頼んで書いてもらう場合と、噂を聞き取材にきて了解をもらって載せる場合の2ケースがある。前者はたいがい数ヶ月で客足は前に戻る。ややもすると常連が去り、前よりもひどくなる。オジンの近所の名古屋名物の「・・うどん」もそうだ。どだい口コミに勝る宣伝はない。当然に「ほんま」の親父は後者だと胸を張る。牛のハラミの鮮度が物語っているんだと思う。

 肴がこってり肉系で、いささか腹がくちくなってきた。さっぱりとした「ほんまサラダ」を注文。綺麗に盛りつけられボリュームがある。最近のお互いの忙しさにため息をつきながら「黒霧島」も空となる。

 腹も一杯でお勘定。前回、南青山の仙人と来たときは、「肉の前川」→「ほんま」→「大山酒場」とクローリングした。今回はスタートが「ほんま」で「ハラミのフルコース」で胃袋に余地はない。従って、まっつぐ帰る。