京葉線のターミナル駅蘇我は、内房、外房線の分岐駅にも関わらず相変わらずぱっとしない。頼みの川鉄(現JEF)は工場の縮小や移転で乗降客が減少している。当てにしていた企業もこないし、駅前の賑わいどころではない。アクアラインで当ての外れた木更津ほどではないにしても、今いち元気がない。
そんな蘇我で一杯やろうかと相棒がセットしたのは“よろこんで”の掛け声で有名なチェーン店の「やるき茶屋」。船橋の店には2~3回入ったことがある。若い連中がワイワイやっている雰囲気が先入観にあったが、どっこい落ち着いている。最近落ち着いた傾向にあるらしい。また店が新しいので小綺麗だ。
千葉方面からの後続を待つ間、生ビールを頼む。店員さんが言うには7時まで生は半額とのこと。仕事仲間の皆が揃って肴を注文し飲み始めたのはいいが、よく考えるとメンバーが悪い。私一人を除いて全員ヘビースモーカーばかり。席を隅に取って煙の方向を確認してはみたものの圧倒的な煙の量に意味はない。昨週末に喉痛と発熱で寝込んで直ったばかりには相当響く。案の定、濛々たる煙をしっかり吸わされ、店を出る頃にはすっかり声が掠れてしまった。
日本酒の燗をぬる燗と注文したはいいが熱くて握れないほど。文句を言うのも面倒なので黙って飲む。刺身や串モノを注文した覚えはあるが、何を注文したか記憶にない。当然、何を話題にしていたのかはすっかり記憶にはありません。それでも、しっかり飲んで一人しめて4000円がとこ。まあ、こんなもんかと納得。