新潟へは2年ぶり。前回は業界の広報活動での慌ただしい日帰りだった。今回は、社の2日続きの出張、ゆっくりできそうか。MAXの2階の窓際も関係なく、数独に没頭してあっという間に到着。現地担当と雨模様の新潟駅で待ち合わせ、市内と三条燕IC近くの納入客先との協議も終わり高速で市内に戻る。
夕方、同僚の新潟の友人が薦める駅前の弁天一丁目の半地下の居酒屋「肴いちば」に入る。入り口を入ると籠に一杯の魚と越後の酒がいい顔でお出迎え。まずは生ビールを飲みながら店お薦めの銘酒メニューをあれこれ。殆どが馴染みのある酒だ。「麒麟山」、「〆張り鶴」、「八海山」、「清泉」、「緑川」、「久保田」、「越の寒梅」、「朝日山」など総ざらいと行きたいが懐と体と相談。刺身とオリジナル料理を突っつきながら「麒麟山」、「清泉」、「緑川」、そして初めてだが友人の薦める「鶴の友」に舌鼓。なかなかにキレのある良い酒である。今度、東京で改めて買ってみようと思う。〆は近くの蕎麦居酒屋「すぎのや」で、へぎ蕎麦を肴に日本酒を。銘柄は?、すでに記憶が飛んでいた。
翌朝、新潟から燕市での仕事を終える。午後は東京へと関越高速で帰るのみ。仕事先から薦められ近くの寺泊の魚市場へ。観光バスでの魚の買い出しツアーで有名な所だ。土木工事で有名な大河津分水沿いに走ること約30分。日本海が現れ海沿いに暫く走るとカラフルな市場の集落がある。その一つに入りブラブラするが、あれもこれも購入意欲が湧いてくる。最近の出張続き、かあちゃんや娘の喜ぶ顔が見たい。ズワイ蟹2匹、極大の真アジ4匹、ナメタガレイ2匹、銀鮭、そして、酒の共にと久しぶりにアイナメの刺身を冷凍パック詰めでクール便で発送。翌日、朝の到着が待ち遠しい。
帰り道は少し遠回りだが、折角の晴天なので弥彦スカイライン経由で初めての弥彦神社の参拝することとした。弥彦山では佐渡島が奥行きを持ってゆったりと、穏やかな日本海浮かんでいる。弥彦神社は静かな佇まいに荘厳さが充溢し、格式を感じる。背後の深緑の弥彦山と一体となったレイアウトは、考えつくされたものだ。