今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

錦糸町JRA裏で馬肉、平井で江戸前ラーメン!!

2017年02月26日 | 居酒屋

 地元のガキ友との遅い新年会、錦糸町のJRA(中央競馬会)の裏通り馬肉居酒屋「かち馬」に集まる。「かち馬」は、虎ノ門の職場の帰り道に時折寄る西新橋の三重料理居酒屋「三幸丸」の姉妹店。30~40人も入れば一杯のこじんまりした店である。

 まだ中央競馬会といっていた時代、JRAなどと洒落た名前になる遥か昔、大学の授業の合い間を盗んで水道橋の馬券売り場の往復。卒業後も暫くは水道橋通いであったが、今は年に1~2回のダービーか有馬記念ぐらいで参加することに意義があるくらいか。ちなみに昨年末の有馬記念は配当安めの3連複ではあったが頂いた。北島三郎キタサンブラックがコケればウハウハであったのにのう。・・残念!!

 土曜の5時前に店に着き、早速にビールで乾杯。コースのメインは馬肉刺身。タテガミやなどの馬肉の刺身をつまみながらメイメイにサワー、日本酒を頼む。馬肉は旨いし栄養素も抜群なので、70歳近くの爺さんグループには寿命を延ばす効果がありそうだ。

 馬肉の効果とは、高タンパク質で牛肉の3/1の低カロリー。鉄分も豊富、ほうれん草やひじきよりも豊富で牛肉や豚肉の3~4倍。馬肉のタンパク質には体の保温と毒消しに効果のあるペプチドやエネルギー源のグリコーゲンも豊富であるという。年寄りの飲み会には最高の肴であることは請合う。

 馬レバテキ、店の差し入れの馬肉のから揚げなど普段食せない馬肉にした舌鼓。病気と老後の話が一段落した後、春の恒例の秘湯を何処にするかの話で弾みつき始めた頃、飲み放題の時間も二時間近くになった。

 店を出た親父の集団。帰りたくなさそうな顔に錦糸町から平井のラーメン屋へ総武線各駅停車で二駅の平井へ移動。平井の駅前ロータリー近くの「やなか草」ラーメンは、オジンの大好きな江戸前の極細麺の醤油系あっさりラーメン。最近、やたら「魚介ダシのきいたラーメン」や、「こってり系のラーメン」、「焼き豚など乗せもの系」などが流行っている。地方のご当地では許せるが東京ではまったく外道と思うオジンである。飲み会の後の〆には、「あっさり系ラーメン」か「もり蕎麦」を肴にヌル燗かビールがメチャ合っている。

 ラーメンが出来るまで焼き豚を肴にビールで二度目の乾杯。穴の開いた大自然の雰囲気満点のケヤキ?の大テーブルがよい。江戸前王道ラーメンとデザートの小粒のあっさりプリン(有料)に脱帽する。


浅草・大衆演劇「木馬館」と「もんじゃ」

2017年02月05日 | 東京名所 居酒屋

  大衆演劇とはテレビ以外は関係ない思ってはいたが、地元の集まりで初めての浅草「木馬館」での観劇。席は満席、おばちゃん達が舞台の袖に。演し物はチャンバラだと思ってはいたが、予想は外れ終戦時のお涙物である。大衆演劇の濃厚な演技と無理なストーリーに一寸疲れた。

  後半に入り、狭い舞台での踊りが始まる。袖のおばちゃんのおヒネリ合戦1万、3万、5万円と着物の襟にこれぞとクリップで留められる。負けじと舞台の反対の袖に陣取るオバンからも。老婆心ながらお金の出どころが気になる。一人1600円の入場料、約200名の定員を凌駕するオヒネリに溜息・・・

 3時間半の狭くて硬い席に疲れたが、それなりに面白い。帰りの「木馬館」前、煌びやかな衣装の子役のチビタマ君など役者勢揃いの出待ちに思わず握手。春節の中国人や中東の観光客が不思議そうに写真を撮っていた。

  二次会は浅草のもんじゃ屋「七五三」。国際通りの「今半」の角を上野方面に入った左側のある。「もんじゃ」や「お好み焼き」を焼くのは全て店員さんがやってくれる。失敗がなく手間がないのが嬉しい。カレーもんじゃ三元豚トンテキも美味しい。ビールハイボール、久しぶりのバイスも旨い。店は満席で賑わっているが、我々が一番に騒さかったのではと反省。