2017年9月3日(日)
ふと見つけた記事から:
戦中派の人気トラベルミステリー作家、西村京太郎氏。新著『十五歳の戦争 陸軍幼年学校「最後の生徒」』は、貴重な証言でもある。
――今なぜ、ほぼ米寿のミステリー作家が「自伝的フィクション」を執筆したのですか。
戦争について書きたくなった。
戦争については、経験して、自身としては飽き飽きだったが、若い編集者が日本人なら誰でも知っていると思っていたB29からして知らない。大型模型を前にして、これは何かと問われて愕然とした。そういう時代になってしまったのかと。これでは、まもなく戦争のことを誰も彼もが知らなくなってしまう。みんなが知らないなら僕が書いておこうと。
(以下略)
(『日本人は、根本的に戦争には向いていない ~ 作家・西村京太郎が経験した戦争と戦後』 東洋経済オンライン)
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西村氏をとりまく編集者がそんなのなら、『囲碁研究』の編集者が知らないのはアタリマエか。今になって企業名に「大和」を禁じる中国との隣国づきあい等、ボタンが3段ぐらい掛け違っていよいよ難儀なことだろう。しかし何でかな、どうしてこうも簡単に忘れられるのか、どうも分からない。
もっと楽しいブログネタはたくさんたまっているが、今とても手が回らない。口惜しや・・・
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