散日拾遺

日々の雑感、読書記録、自由連想その他いろいろ。
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この夏の風景から

2021-08-20 12:18:06 | 日記
7月: 

雌甲(めんご)山 十三日の月 産んだ
桃蛙

8月:

 ムンクの見た空はこんな風だったろうか。インドネシアで起きた噴火の灰が地球を半周し、ヨーロッパの夕焼けを禍々しく染めたという説がある。



 手前がロウバイ、奥がマンサク、5月の剪定から競ってすくすく伸び、縁側に立つとちょうどそろって目の高さになった。まもなく見あげることになる。




 ハグロトンボ、緑青色の胴は雄。ここ数年、界隈に目立って多い。通常のトンボのように高速飛翔やホバリングをせず、蝶のように右へ左へひらひら舞う。チョウトンボと呼ばれるのはこの昆虫かと長らく勘違いしていた。
 石などに止まると、ゆっくり羽を広げてはすばやく畳むという動作を丹念に繰り返す。どんな意味があるのか知らないが、目には楽しい雨あがりの庭。

Ω

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