散日拾遺

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野菜の名前の正解一覧 /「野暮用」談義

2018-12-16 12:47:37 | 日記

 2018年12月15日(土)

 忘れていた。

① 胡瓜(きゅうり)

② 冬瓜(とうがん)

③ 独活(うど)

④ 蒟蒻(こんにゃく)

⑤ 玉蜀黍(とうもろこし) 

⑥ 蚕豆(そらまめ)  

⑦ 衣被(きぬかつぎ) △ ・・・ 読むとしたら「きぬかずき(=きぬかつぎ)」かとは思ったが、この言葉を知らなかった。

⑧ 湿地(しめじ)   △ ・・・ まさかそんな・・・

⑨ 分葱(わけぎ)

⑩ 大蒜(にんにく)  × ・・・ 大好きなニンニクをこう書くのだと知らなかった。あな恥ずかしや。

⑪ 糸瓜(へちま)

⑫ 干瓢(かんぴょう)

⑬ 青梗菜(ちんげんさい)

⑭ 浅葱(あさつき、あさぎ)

⑮ 南瓜(かぼちゃ)

【補注】衣被(きぬかつぎ)、分かってみればこの形でよく食べている。家では単に「(里芋の)小芋」と呼んでいた。

きぬかつぎ(衣被ぎ)

https://cookpad.com/recipe/2119273

 ところで、「野暮用」って何のことだったっけ?

 ①  遊びや趣味など粋なことではなく、実務上の、または日常的な用事。

 ②  取り立てて言うほどでもない、つまらない用事。男性が外出の目的をあいまいに答える場面で用いる。

(weblio経由、『大辞林』より)

 ことさら「男性が」とあるのは、もともと「野暮」という言葉が「粋」の反意語、つまり「遊里の事情に疎い」といった意味をもったからだ。むろん、今どきは女性が使って少しも構わないだろう。

 先日ある場面で、若者が「野暮用」と言いおいて出かけることがあり、実はデートをそのようにゴマかしたらしいのが、用法として適切かどうか議論になった。どっちみちゴマかす文脈ならどうでもよかろうという大勢の中で、問題は言葉そのものより使う人間のほうである、粋の分かる人間が『ちょいと野暮用』と外してみせるから意味を為すのであって、もともと野暮な人間が『野暮用』と言ったところで修辞としての意味も効果もない、ただの「用」であり気の利かないウソに過ぎぬだろうがと、吐き捨てるように論難した者のあったのが可笑しかった。

 相手の野暮を日頃よほど腹に据えかねてか、それこそ野暮な話である。まあまあどうぞ、衣被でもめしあがれ。

Ω 

 

 

 

 


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