先日、直島諸島へキャンプトリップへ。
10個以上の島々を巡った。
太平洋沿岸のようにうねりがないかわりに、潮流が生き物のようにダイナミックに、かつ微細に動き回る、瀬戸内の海。その動きを読みながら、時間配分も考えながら、潮に逆らうのではなく味方に付けながら進んでゆくのは、ある種ゲーム性もあって面白い。
あるいは自分の感覚と洞察力で進路をチョイスし、美しい軌跡を描いてゆく、体感アート。
やはり海のツーリングは断然春と秋だな。
ある程度の距離を漕いでも汗だくになることなく、澄んだ空気の中進んでゆけるのは、そして焚き火が心に染みるのは、夏ではなく今の時期でこそ。