先日から、10日ほど鹿児島県の西海岸沖にある甑島(こしきしま)にカヤックトリップに行っていました。
上甑、中甑、下甑と3つに分かれた諸島を一周してきました。
海岸線のカヤッキングはもちろん、島の人々との交流や、文献なども通して島の文化もしっかり学び、非常に実りの多い旅となりました。
この旅は「島々と交感する旅」と名打ったシリーズの一環としての旅でした。
そろそろ過去に旅してきた場所と、これから旅する場所と合わせて、紀行文をシリーズ化して電子出版で発表していこうと考えているのですが、その流れでの旅です。カヤック、トレッキング、自転車、釣り、潜りなど、実際にアクティヴィティに興じる中で、国内外の島々の隠されたエッセンスをとらえ、表現していくシリーズ。
なぜ島なのか?
グローバル資本主義が極まった現在、世界中どこも画一化したように映る、あるいは映し出される昨今ですが、意志をもって細部に目をやるとまだまだ世界は多様性に満ちている。特に辺鄙な島ほど、自然、文化の両面において、多様な面白さが残っているのですね。
そんなものを、生身の実体験を通して、伝えていければと思っています。
「交感」というテーマで、もちろん「自然の息吹、地球の鼓動に対して楽器のように敏感な」カヤックがメインツールになりますが、変化を持たせてより本質に迫るために、いろいろやります。
甑島、世間一般的にはマイナーだけど、いやあ、いい島ですよ。
その内容の詳細は上記で発表することとして、このブログではその写真を何度かに渡って載せておきたいと思います。
よろしくお願いします。