プリミティヴクール

シーカヤック海洋冒険家で、アイランドストリーム代表である、平田 毅(ひらた つよし)のブログ。海、自然、旅の話満載。

海感覚のインスピレーション

2018-12-06 11:21:03 | アート・文化

Alfa Mist - Antiphon - full album (2017)

 最近よく聴くアルバム。

 海や自然とより深く繋がるための「物理的ツール」としてカヤックやSUPなどがありますが、「精神的ツール」はぼくは音楽だなと昔から思っていて、過去に死ぬほど色々と聴いてきましたが、最近のヒップホップ的なジャズ、またはジャズ的なヒップホップには、なかなか面白いのが多いですね。
 その中でも特にいいなと思ってよく聴いてるのが、これ。

 このブログでも昔からよく言っていますが、海の波やうねりって音楽的なリズムやグルーヴみたいなものだし、またジャズやヒップホップの「グルーヴ感」ってやつもまた、海の波やうねりみたいなもの。両者はとても相性が良くて、例えばシーカヤックを漕いだ後すぐの体で音楽を聴くと、より身に染みてくるものがある。
 
体に刻まれた海感覚と、演奏のリズムやグルーヴとが呼応し、調和するってわけ。
 
 というわけで、ジャズそのものもヒップホップそのものもよく聴いてきたけれど、なぜかジャズとヒップホップを掛け合わせたやつにはあんまりいいと思うモノがほとんどなかった。昔、そのタイプの音楽で「アシッド・ジャズ」と言われるものもあったけど、同様にそれほどいいなと思わなかった。
 その理由が最近分かった。
 ドラムが機械的な打ち込みのやつばかりだったから。

 それが分かったのは、最近、きちんと一級のドラマーが叩いているジャズ+ヒップホップが増えきたのだけれど、リズムに人力のゆらぎが入るととても自然な感じで、ジャズの繊細さも浮き出てきて凄くよくなるということに気づいたからだった。
 みんな思ってたんだろうな。
 ドラムマシーンって、なんか貧しいなと。
 そんな批評性も感じる。

 だから最近、ヒップホップ的なジャズや、ジャズ的なヒップホップをよく聴いてるんだけど、
 その中でも特にいいのがこれ。
 自分の海感覚にもよいインスピレーションを与えてくれる。
 特にドラム、聴いてみて下さい。


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ガラの入った断崖絶壁

2018-12-06 11:04:59 | 甑島カヤックトリップ

 先月二週間ほどトリップに行った鹿児島県・甑島(こしきじま)の西海岸は、茶系統の断崖絶壁が見事だ。
 8500万年前の地層。

 こんな柄のシャツ、着てみたいという気もするね。
 悪趣味一歩手前のセンス。


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