最近は、ゴミを散らかして、すっかり嫌われているカラスであるが、昔は「八咫烏(やたがらす)」と言って、吉兆を示す鳥でもあった。特に熊野三山の神の使いとされてきたし、現在八咫烏は、日本サッカー協会のシンボルマークでもある。
いづれにしても、カラスは鳥類の中でも優れた視力や知能を持っている故に、西洋でも太陽の使いとされたり、逆に後世では悪や不吉の象徴ともされたようである。
さて、そんな賢いカラスでも折れることが分からなかったようで、乗った途端に枯れ枝が折れて慌ててばたついているところを、偶然拝見して大笑い。恥ずかしかったのであろう、自虐的に「アホーアホー」と鳴きながら飛び去りました。