一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

2030   北風に身を細め行く深き夜    沙会

2019年02月08日 | 

 節分、立春も過ぎ、早2月8日。明日は今年一番の大寒波がやって来る模様。北海道の陸別では、なんと-30度の予報。伊豆でも数センチの積雪が見込まれる、という。

 さてこの句、深夜北風に向かう一人の旅人の強烈な孤独感が感じられる。若い時には決して感じられなかったはずの、老い、死への恐怖、寂寥、孤独、不安・・・・・陽気で元気な作者の無意識からの発露かもしれない。

黄水仙・ラッパ水仙とも

コメント
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