一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

2035 その妻となりて添ひたき初音かな   徳夫

2019年02月22日 | 

 この句の「その」とは、初鳴きしたオスの鶯のことだろう。妻となって添いたいメスの鶯は、余りにもすばらしい初音に惚れてしまった、というのだ。

 しかし常識では、初音は下手糞に決まっている。だから、下手で惚れたのか、上手いから惚れたのか、私には推測できない。

 前々回、初音(鶯の初鳴き)が2月9日で、しかしその後全く鳴かなかった。そして、暖かかった一昨日の20日、ようやく鳴いてくれた。途中10日も鳴かなかったのは、気温が低かったからに違いない。

アロエ

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