一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

2228   校庭のタイヤの遊具やんま来る   薪

2021年09月05日 | 

 校庭に、使い終わった廃棄処分のタイヤがある。タイヤを並べて地面に半分埋めて、子供たちが跳ぶもの。タイヤをぶら下げて、乗ったり穴をくぐったりするもの。チューブに空気を入れたら浮き輪になる。

 ギザギザイボイボで心円の人工的なタイヤに、トンボが止まる。人間界と自然界、人間のいとなみと動物のいとなみの対比に思いが至る。、

 地球に人類が生まれなかったら、どんな世界が広がっていただろうか。産業革命以後、人間は科学の発展と資本主義の元、自然を破壊しつつ便利さや快適さを追求して、様々なものを作り続けた。人間の工場生産した物のほとんどは、究極ゴミを作っているのと同じである。

 CO2排出によって地球温暖化が進み、砂漠化による森林火災がある一方、多雨による洪水が多発している。人類は、着実に破滅に向っているような気がする。

クズ(葛)・秋の七草の一つ

コメント
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