一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

2267  囀りやエリちゃんカズちゃんトモコちゃん  凛

2022年05月13日 | 

 この句の上五の季語「囀り」は、春の子育て真っ最中の、様々なオスの野鳥たちの囀りである。しかし、エリちゃんもカズちゃんもトモコちゃんも、人間の女性であろう。

 ということは、野外ではオスの野鳥がやかましいくらい囀り、室内では女性三人がやかましく囀っている。ということになる。

 実は以前私は、「囀りやヤマちゃんシジュちゃんメジロちゃん  雲水」という句を作ったことがある。囀っているのは、あくまで本物の野鳥で、山雀、四十雀、目白のことであった。しかし人によっては、ヤマちゃんとシジュちゃんの意味は分からなかったかもしれない。

 そこで考えた。どちらが面白いだろうか。判断はそれぞれあるだろうが、私の軍配は、おふざけの上手いリンちゃんに上がった。

友人が日本蜜蜂の巣箱を持ってきた。

春になって、巣に新しい女王蜂が生まれると

母親の女王蜂は、半分の働き蜂を連れて巣から出てゆき

4~6月ごろ新しい巣を作るという。

入ってくれるといいなあ!?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする