単にイノコヅチ(猪の子槌・牛膝)と言うと、ヒカゲイノコヅチ(日陰猪の子槌)のことで、ヒユ科イノコヅチ属の多年草。もう一つ、近似種のヒナタイノコヅチ(日向猪の子槌)というのもある。、
本来の「猪の子槌」とは、数人で地面を突き固める土突きの道具である。イノコヅチの実がこれと似ているのだそうだ。
人や動物に種子を運ばせて生育範囲を広げる植物を一般に「引っ付き虫」と呼んでいるが、これは多種多様にあり、イノコヅチもその1種。
それより、「いのこづちが、どうして男より女を好むのか」ですって。それを言ったらおしまいですよ。ご自由に御想像下さい。
ヤマハッカ(山薄荷) シソ科ヤマハッカ属の多年草
それを言っちゃおしまいよ、の形をした石に鉄のリングを付け、四方にロープを出します。
これを4人ずつで村の家々の庭を突いて回るのです。「イノコ、イノコ、イノコのよ~さは・・・」と歌いながら。
開いた穴に御幣を刺し、お小遣いやお菓子をもらい、それが終わったら、村の裏山の草原に集まり、拾っておいた大量の枯れ枝で盛大な焚き火をします。いまの大人が見たら腰を抜かすぐらいの大火です。
火の始末までこれらすべてを中学生以下ですべてやるのです。
長々とすみません。
写真の花はたぶんヤマハッカです。
掲載する時、確認して「ちょっと違うな」と思いましたが、そのまま載せました。takeさんがいるので・・・・・・・・
「イノコ」ですか?子供の頃の楽しそうなお祭りですね。