一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

127   梅の花一つ斥候かもしれず    多可

2011年01月16日 | 

今どき、斥候(せっこう)という言葉を知っている日本人は、どのくらいいるだろうか。

 

 辞書には、「敵の状況や地形などを探ること。また、そのために部隊から派遣する少数の兵士。「斥候を放つ」・・・・・・こんな言葉を、誰も知らない時代が来ることを祈る。

 

 さて、例年より早く、我が家の梅もほんの数輪が数日前から咲きだした。しかし、その後寒さのせいかさっぱり咲き増えない。正に梅の木の「斥候」として咲いているのだ。

 

 梅は、春の季語だが既に咲いている。まず咲くはずの「万作」は、咲いていない。

 

 梅さんも万作君も、一体どうしたの?



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