一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1753   秋の蚊の御付きの如く忍び来る   まる

2016年10月23日 | 

「御付きの人」とは、身分の高い人のそばについていて、その世話をする人、と辞書にある。おとも、従者。男には男の、女には女の御付きだろう。

私は、身分も高くないし、一度も「御付きの人」を持った経験がないので、この句はとても新鮮に感じる。控えめな妻なら、御付きと言えなくもないが、そんな妻、探しても日本にはたぶんいないだろう。

身分の高いお金持ちの奥様に(作者は女性だから)、御付きの人が蚊なんて実に面白い。作者は、ストーカーや護衛も候補に考えたらしいが、ストーカーは恐怖を、護衛は政治家を連想して、面白くない。

「ラマンチャの男」のドン・キホーテとサンチョを思い出すが、サンチョが蚊なんて面白くて笑ってしまう。

キチジョウソウ(吉祥草)



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3 コメント

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これは・・・ (まる)
2016-10-23 19:24:43
どこかで見た句だな・・・と思ったら、ワタクシの句ではないですか@@
先生のブログに選んでくださって、ありがとうございます。
気に入って頂けて、とてもうれしいです。
ご指導もありがとうございました。^^
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Unknown (ふきのとう)
2016-10-29 09:16:30
吉祥草、初めて知りました。
一見ヤブランにも似ていると感じましたが葉が全く違いますね。

その後の動向が気掛かりだった、ボブディラン氏がコメントされ
表彰式に出席される意向を表明されましたね。
遠い遠い存在ながらとても気に掛かりましたが
表彰式が今まで以上に楽しみとなりそうです。
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こんばんは (issyok)
2016-10-30 17:06:23
まる様

指導なんてとてもできませんが、俳句に関しては、思ったことは時々コメントしたり、ブログに取り上げさせて下さい。

ふきのとう様

一株貰った吉祥草が、増えて増えて。
但し、なかなか咲きませんでした。
たぶん、7,8年振りです。

ボブディラン、武器製造、輸出禁止をぶち上げたら、面白いのにね。
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