(ゆあがりのかや せつせつとほととぎす)
ホトトギスをもう少し調べていたら、隠語としてのホトトギスの語源というのがあった。ホトトギスの「ホト」は、「女陰」であり、「トギ」は「伽」つまり「寝る」であり、{ス}は、カラス・ウグイスなど、鳥に付ける末尾語なのだそうである。
本来のホトトギスと言えば、「鳴いて血を吐くホトトギス」などのように鋭い鳴き声が特徴である。それ故、結核の正岡常規は、俳号を「子規」としたくらいなのだ。、
そういう鋭い鳴き方なのに、唱歌「夏は来ぬ」の「忍び音・洩らす」と言う表現は、どうみてもつじつまが合わない。作詞の佐々木信綱さんに聞いてみたいところだ。
ところが隠語としてのホトトギスが男女の行為のことであり、それゆえの「忍び音」だったり、「洩らす」ならば、ぴったりつじつまが合う。どうやら過去の和歌や狂歌・俳句の中には、この隠語を土台にしたものが、結構あるらしい。
フジ(藤) マメ科フジ属
隠語が本当かどうか、は保証できません。
唯、そういう意見・見解があることは事実です。
事実だとすると、佐々木信綱が、知らずに歌っている私達を見て、にやにや笑っているのが、思い浮かびます。ふざけた野郎ですね。