(まきわれば かんのてっぽうむし しろし)
テッポウムシ(鉄砲虫)は、カミキリムシ(紙切り虫、天牛)の幼虫である。しかし、インターネットで鉄砲虫を検索しても、ほとんど資料がない。つまり、だーれもほとんど知らないらしい。
成虫のカミキリムシは、日本で800種あるそうだから、研究し尽くされているようだが、幼虫の鉄砲虫となると、そのほとんどの生態は知られていないらしい。なにせ、木の中で暮らしているんだから、知りようがないのだろう。
しかし、私は昨日、一日赤松を割っていた。枯れた赤松に暮らす鉄砲虫は、「クロカミキリ」の幼虫に間違いない、と思う。
鉄砲虫を炒って塩を振って食べると実に美味しいのだが、火焚き鳥(窯の鳥、ジョウビタキ)が、私のすぐ上で食事を待っているので、残しておいてあげます。
クロカミキリの幼虫
テッポウムシ(鉄砲虫)
リスは松に依存しているので、リスが少なくなりました。
で、松枯れの原因はマツノザイセンチュウという線虫が松を枯らしてしまいます。
これは自力で松を渡れませんで、マツノマダラカミキリに寄生し媒介してもらいます。
http://www.google.co.jp/search?q=マツノマダラカミキリ+幼虫&hl=ja&prmd=imvns&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=2hgWT6vFBqayiQe05pVD&ved=0CDoQsAQ&biw=1156&bih=669
これがその写真です。上のものと似てますがどうでしょうか?
松枯れの原因は、確かにマツノザイセンチュウでしょう。それを媒介するのは。マツノマダラカミキリなんでしょうね。
ところが、私の薪置き場から、夏に成虫となって出て来るのは、ほとんどクロカミキリなんです。
マツノマダラカミキリは、ほとんどみたことがありません。不思議ですね。
ヒノキの場合は、全く別の赤いカミキリが出てきます。名前は分かりません。
いずれにしても、幼虫の段階でカミキリの種類を同定するのは、かなり難しそうです。
夜中にカリカリカリと音がするので、、その音が気になって
音のない山裾の大きな家で、、その音が!聴こえてくるのは何時も夜中で、、その恐怖・・!恐ろしかった記憶が蘇ってまいりました。
後日、父親が屋根裏に登って、、梁の中にいたそうで、音の主、である虫を駆除ししたからと教えてくれました。
写真見ながら?この虫だったのかも^と思う事でした。
カミキリムシは、卵→幼虫→さなぎ→成虫の順に変態しますから、天井裏にいたのは成虫のカミキリムシですね。
普通、屋根裏のような乾燥したところにはいないはずですが、迷って入り込んでしまい、出口を探してガリガリやっていたんでしょう。
カミキリムシは、数百種類いるそうですから、どんなカミキリムシか興味があります。
きっと、大型でしょう。