一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

2151  一筋の水涼風の奥へ奥へ  鞠

2020年09月03日 | 

 一筋の川、渓流、せせらぎ、又は小川の水が、涼風の来る川下へ流れてゆく、つまり、平野の川下から涼風が山へ吹いてくるのだ。水は下り、風は登る。風と水は全くの逆方向。

 しかし、「奥へ奥へ」という言葉に違和感を感じて、考え直してみる。つまり、川上から涼風が吹いて来るのだ。水源のある山の方角から、吹き下ろしの涼風が吹いて来る。水と風は同じ方向なのだ。これで納得です。

サルスベリ(百日紅)

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