社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

2月15日(日)

2015年02月22日 01時30分33秒 | 2015年

  11時起床。朝食兼昼食は、昨日すき焼きでお腹がいっぱいになってしまった為に今日へ延期したチョコレートフォンデュ。ラインナップは、苺や冷凍みかん、キウイ、バナナ、そしてパン。苺や冷凍みかんも良いが、何だかんだで結局パンが一番美味しい。

  その勢いで、彼女が昨日のすき焼きの出汁で煮てくれた馬肉と白菜を食べる。チョコレートでそこそこお腹がいっぱいだったにも関わらず、予想をはるかに超えて美味しくて、結局一気に平らげてしまった。

  友部駅まで彼女に車で送ってもらい、帰途につく。当初は18時02分発のフレッシュひたちに乗ろうと思っていたのだが、強風の影響でダイヤが乱れており、予定時刻から30分経っても発車が何時になるかわからないということだったので、先に来た普通列車のグリーン車で帰ることにする。結果的には途中で乗る予定だった特急に抜かれたが、あれ以上長い時間極寒の駅で待つことは考えられなかったので、良い選択だったと思う。

  21時半過ぎに帰宅。予定より1時間以上も遅くなってしまった。

  帰り際に彼女が持たせてくれたビスコッティの瓶を開け、食べる。やっぱり美味しい。「一気に食べないで、1週間くらいかけて計画的に食べるように」との指示を受けているのだが、果たして守れるだろうか。


2月14日(土)

2015年02月22日 00時35分43秒 | 2015年

  8時起床。身支度を整え、9時過ぎに家を出て実家へ戻る。

  今日は、大阪に住む弟夫婦と甥っ子が実家に来ている。あいにく弟夫婦は出掛けているとのことだったが、母が甥っ子とお留守番だというので、顔を見に行くことにした。昨年9月に生まれたので、今は生後5ヶ月。初対面が随分と遅くなってしまった。私が着いた時にはちょうど眠ったところだったらしく、しばらく隣に寝転がって寝顔を眺める。やはり血がつながっているというのは大きいのだろう、とてつもなく可愛い。しばらくすると目を覚まして、私を見つけるとにっこりと笑ってくれた。そして、笑いながら小さな手で私の指をつかんでくれた。その瞬間、理由はうまく説明できないが、目頭が熱くなった。まあ、その後の1時間は、お腹が空いただの、抱っこして欲しいだの、仕舞いには(母曰く)ただ眠いという理由で泣かれ、てんてこ舞いだったのだが…。

  昼過ぎに実家を出る。そういえば、こんな真昼間に西川口駅にいるのはどれほど振りだろうか。

  小山経由で笠間を目指す。乗ろうと思っていた電車に乗り遅れたため、大宮から小山まで新幹線に乗った。乗車時間はたった15分。もったいないが、水戸線は1時間に1本しか走っていないので、1本乗り過ごすとダメージが大きいため、致し方ない。それに、例え15分間でも、新幹線に乗るのはワクワクして楽しい。

  新幹線効果で、何とか予定通りの水戸線に乗ることが出来た。小山から笠間まではちょうど1時間。

  15時前に笠間に到着。田舎独特の開放的な駅前から、彼女の家に向かって歩く。

  彼女の部屋は、甘い匂いに包まれていた。今日がバレンタインデーということで、彼女がビスコッティ(イタリアの固焼きビスケット)を焼いてくれたのだ。チョコレートや木の実が入っていて、甘くて香ばしい。そのままでも美味しいが、ホットミルクに浸して食べると更に良い。さすがである。

  近所のスーパーへ買い出しに行ってから、夕食。今夜は、彼女が友人の結婚式の引き出物(カタログギフト)でもらった「土佐あかうし」のすき焼き。スーパーで買ってきた馬肉ブロックも合わせて、牛馬鍋である。

  ドキドキしながら肉を鍋に入れ、その1枚の大きさに驚き、火が通っていくのを固唾を飲んで眺める。そして、1枚の肉を半分に切って2人で食べる。びっくりするくらい美味しい。柔らかいのにきちんと歯ごたえもあり、脂も明らかに良質。これぞ肉、という肉である。

  私は、美味しいものを食べて感動できる人間である。そして、1人で食べようが、誰かと食べようが、美味しいものは美味しいし、感動もする。しかし、今日彼女と一緒にすき焼きを食べて感じたのは、同じ美味しいものでも、大切な人と一緒に食べると、そこから生まれる感動は1人で食べたときよりも大きい、ということである。言葉にすればよく聞くものだし、今更何を言っているんだと思われるかもしれないが、自分でも驚くくらい、今日はそのことを実感した。なんか、バレンタインデーっぽい。