きょうも鱒釣り

「きょうも鱒釣り」は故人である芦澤一洋さんの著書です。
この言葉が大好きです。

出雲の国でコギとご馳走(島根MTG) その3ラスト(2017/5/13,14)

2017-05-22 | 釣り

さて、3日目、MTGの本番の日です。

(奥出雲のさらに奥の神秘的な流れ)

昨夜はかなり食べ過ぎたので、ホテルの朝食は少なめです。
松江市内のホテルから、また奥出雲に移動ですが、またまた、カーナビの案内が変でちょっと遠回りでしたが、集合場所には時間前には到着しました。昨夜の前夜祭では、皆さん呑みすぎたようですので、集まったのは集合時間を多少過ぎてからでした。

(集合して釣りの相談)

20名以上のメンバーが集まり分かれて釣りですが、今回は一番ハードな歩くコースで釣りすることにして、案内のSさんと総勢5名で釣り場に向かいました。途中まで車で移動でして、その後は車が通れなくなった林道をしばらく歩いて川におりました。

(奥出雲の森を歩いて奥に)

奥出雲の、さらに奥の山々の緑に包まれた山道を歩くのは、なんとも気持ちがい良いです。やっと川に降りた頃には、結構、良い汗をかきました。
最初のちょっとしたプールには必ず良いコギがいるはずですので、慎重に毛鉤を送り込むと、ガバッと毛鉤に食いついたその瞬間、毛鉤が宙を舞います。
そうです、合わせが早すぎたのです。ちょっとヤマメの釣りばかりしていたので、ゆっくりと毛鉤を咥えるコギ、合わせは超ゆっくりでないとダメなのでした。

(コギに会えました)

交代しながらコギと遊ぶ至福の時間が過ぎていきます。ちょっとたまった流れにはコギがいますが、下流側にいることが多く、細流の流れでは下流側から釣るのは障害物が多くちょっと難しくて、走られてしまうことことが多いです。それでも、流れ出しのところにいるコギを見つけてそこにコギがいることを確認できるだけでも、十分癒されるひと時でした。

(ここのコギの斑紋はこんな感じ)

川辺に咲く草花もなんともいとおしく感じます。

(ショウモンカズラ)

滝を超え、3時間ほどの短い時間の釣りでしたが、太古の昔よりこの流れに住み着いたコギがこうして、今も生き続けていることに感動を覚え、いつまでもこうしてその種が残っていくことを切に願う本当に癒される時を過ごせました。

(帰り道)

釣り上がってきた流れをまた、下って戻りますが、なんとも気持ちが良かったです。
今日は結構、歩きましたね。万歩計を見ると、すでに1万5千歩を超えていましました。
今夜のMTGの宴会は田丸屋さんですが、途中で温泉にのんびり入って汗を流してから向かいました。

(湯村温泉湯乃上館から見える川)

宴会は二十数名での宴会ですが、今夜もご馳走たっぷりで、お腹いっぱいです。

(宴会会場です)

(ご馳走)

(亀の手)

(赤貝(サルボウ貝)
岡山の会員からランディングネット10個の寄付があり、会員みんなでオークションを行って売り上げたお金は、コギの保護のために使ってもらうことで、漁協に寄付をさせていただきました。いつまでもコギが釣れる奥出雲であってほしいですね。

(オークションでランディングネット!)

(デザートの焼バナナとアイスは別腹)


宴会の後は、今夜の宿のログハウスにバスのタクシーで向かいます。
ログハウスでも軽く飲み会をして11時過ぎには就寝ですが、静かで綺麗な星空の下のログハウスの中はちょっと賑やかな夜が過ぎていました。

(ログハウスでも飲み会)

今日は出雲を去る日です。(5/14)
朝はログハウスから出発ですが、そのまま帰る人、観光に向かう人、そして釣り場に向かう人に分かれますので、一応、解散です。

(さわやかな朝)

釣りをする組は昨日の集合場所に集まりましたが、昨日、十分釣りの方は楽しんだので、今日は、キャスティング教室です。駐車場の近くの川で、ロングティペットでのキャスティングの極意をTさんから教わって、お昼です。

(キャスティング教室)

お昼は、出雲の割子蕎麦ですが、仲間が集まったころには、なんと、蕎麦が売り切れてしまったのです。地元の会員からお願いしたところ、そば粉を取りに行ってそばを打ってくれるとのことで、みんなでなんとかそばを食べることができました。

(割子蕎麦)

2時頃には皆さんとお別れして、出雲大社に向かい、大社参りです。
今回の旅の無事のお礼をして、ぜんざいを食べお土産も買って空港に向かいます。

(出雲大社、大祭礼でした)

空港で晩御飯にラーメンをたべ、飛行機でひとっ飛び、自宅には22時には到着ですが、結構疲れましたね。

(出雲縁結び空港のしまねっこ)

今回の出雲の旅、毎日のご馳走でかなり太ったかなと思いましたが、かなり釣りで歩いたので十分運動したためか、体が締まってきた気がします。
なんてことは無いですが、出雲は良いところです。コギがしっかりと生き続ける奥出雲、また来年、行きたいですね。

コメント
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