恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

富士の周りをグルグルと

2005年09月05日 | 日記とか
せっかく出かけるというのに外は降りしきる雨。
まぁ今回はレンタカーを利用するのでそこまできつくはないのですが。
今回はこれと言って行き先を決めるわけでもなく、
なんとなく西へ西へと向かってみました。
国道20号で八王子まで向かい、16号を経由して412号・通称「津久井みち」へ。
さすがにこの辺りまで来ると周辺も徐々に田舎じみてくるわけで、
一向にやむことのない雨が災いして土砂崩れでも起きるのでは、
などとヒヤヒヤしながら運転をしておりました。
雨の日に峠道をひた走るのはこれもこれでヒヤヒヤするものです。

で、最初に向かったのが宮ヶ瀬湖です。
あまりメジャーな場所ではありませんが、ダムの周辺にはそれなりにレジャー施設があり、
休日ともなれば家族連れで賑わうのでしょうが、
この日は平日で、しかも大雨の一日というわけで、
人っ子一人いない閑散とした状況になっていました。
聞こえてくるのはダムの水音と雨音、そして鳥の鳴き声だけ。
これはこれで何となく趣があってよろしいものなんですがね。

宮ヶ瀬を後にした後は413号・通称「道志みち」へ入り、山中湖方面へ。
この道路も今日の大雨のおかげでほとんど車は走っておらず、
前後を見ても私の乗っている車があるだけ、というような状況でした。
まぁそれぐらいの大雨だったわけで、山中湖周辺についても、
美しい富士山の姿にもお目にかかることが出来ず、少々落胆。
ついた時間も夕方だったのでこれと言ってすることもなく、
山中湖・河口湖・西湖・精進湖・本栖湖の富士五湖全てを制覇してやろう、
というよくわからないノリで富士五湖周辺をグルグルと。

その後、朝霧高原で小休止を経て静岡県の富士宮市へ。
この富士宮市というのはやきそばが名物の地でありまして、
駅前を始めとして市内には約150件のやきそば店が軒を連ねています。
このことは何となく前から聞いていたのですが、
せっかくこの辺まできたので名物の富士宮やきそばを夕食にいただきます。
やきそばの印象としては麺が市販のものより固めで味付けも昔ながらの味、
とった感じで露店の焼きそばとは一風変わった味わいでございました。
月島のもんじゃストリートにしろ、ラーメン博物館にしろ、
数ある店の中でどの店を選ぶかというのはかなり難しいものですが、
ぜひともまた訪れてみたいというのが率直な感想であります。

帰りは大雨の東名高速を東京方面にひた走って深夜に帰宅。
雨だと行動は制限されてしまうものの、
雨の日には雨の日なりの趣もあるものですね。
それもこれも車という文明の利器のおかげでありますが。
たまには車の旅もいいものです。

恐懼謹言。
コメント
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