2021年3月14日(日)
先週に続いて山ラン登山に出かけた。今日の行き先は奈良県曽爾村の国見山(883m)。最初は曽爾村側から取り付くことを考えていたが、三重県名張市の布生(ふの)集落から林道を使って布生山(728m)、中山(720m)と3座登った記録を見付けそちらに変更した。
布生から舗装された林道を入る。幅員は広くはないが何処までも行けそうな良い道だ。初めてで先の様子が分からないので廃屋前のスペースに車をおいて歩くことにした。コンクリートで舗装された林道は路面状態も良く何処までも行けそうな感じだ。横を流れる無名の川は川底が一枚岩の岩盤の所が多く、昨日の雨で水量が多いせいもあってか見所が多かった。
ここに車をおかせてもらった
橋を渡る
コンクリート舗装された林道
林道に沿って川が流れる
予定していた地図上の道の少し手前に目印があり、古い道が見えたのでここから山道に入った。おそらく林道が出来る前の古い道と思われるが、この道は倒木が多く余りおすすめではない。布生山と中山の鞍部まで行き、先ずは布生山へ向かう。人工林と自然林の境を登って行く。東側の自然林は松が混じって明るく感じの良い林だった。布生山山頂は広く山名プレートもあって結構登られているようだ。430Mhz・FMで愛知県南知多町移動のJN2TZB局と交信した。
ここから山道に入った
少し倒木が煩わしい
すぐ下を林道が通る
中山との鞍部に着いた
布生山への登り
布生山山頂、三角点あり
山頂のプレート
山頂から国見山方向
登ったルートを鞍部まで戻り今度は中山に向かう。植林地の中のルートだが尾根筋に踏み跡があり迷うことなく中山山頂に着いた。中山は名張市と奈良県曽爾村の県境に位置する。今日は天気は良いが風が強くとても寒い。着ていたフリースとヤッケの間に薄いダウンを重ね着した(全部で5枚😄 )。京都府南丹市の深山からSOTA運用していたJL3SVF局にお声がけしてここも山ラン終了。
中山への登り
ヒノキ林の中の踏み跡
中山山頂から西側
ここもプレーとあり
中山から県境尾根を歩いて国見山へ向かう。少し行くとチェンソーの音が聞こえてきた。名張市側の斜面で立木の伐採作業をされているようだ。一旦名張と曽爾をつなぐ道に下りるが伐採作業が気になってちょっと行き過ぎてしまった。県境まで戻り尾根を登り返す。こちらも名張市側の斜面はだいぶ前に伐採されたようで、作業道も付けられていた。おかげで北側の眺望が良かった。今日のルートではここからの眺望が唯一と行っていい。
県境尾根を登る
県境から名張市側はこのとおり
伐採地の最上部から北方向
国見山が近づいた手前のピークから名張市側の植林地に入る。ここも踏み跡がしっかりしていて迷うことはなかった。国見山は名張市と津市、曽爾村の境界で別名が三国山という。山頂には沢山の山名プレートが架かっていたが、眺望は全くなかった。堺市のJA3WPN局と今年初めての交信をすることが出来た。
P809
国見山への道
踏み跡ははっきり
国見山山頂は展望なし
国見山山頂のプレート群
予定の3座で山ランを終え下山にかかる。途中で伐採地の作業道に下りて小さなピークをショートカットした。伐採作業中の横を通らせてもらい川の流れを動画に撮ったりしながらゆっくりと駐車場所まで戻った。
作業道を歩く
布生山(右)と中山(左)
重機を使って伐採作業中