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山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

大文字山麓で未知の道を登る

2021-03-21 | 日記
2021年3月20日(土)
 いつも登山に使用しているYAMAPというアプリで大文字山辺りの地図をダウンロードすると、今まで余り聞いたことのなかった山の名が表示される。山ランで新山に行けないときは、地元にあるこうしたポイントを探ってみようと思い立ち昨日も出かけた。
 自宅から大文字山に登るときは銀閣寺や法然院、鹿ヶ谷辺りから登ることが多く、京都一周トレイル道の蹴上からの道は今まで歩いたことがなかった。今回はこのルートで大文字山に登ることとし、自宅からわざわざ蹴上駅まで歩いてスタートした。インクラインの下をねじりマンポというトンネルで潜りインクライン沿いを登って行く。桜がチラホラ咲き始めているがまだ朝が早いため観光客もそれほどは多くない。
仁王門通沿いの桜
インクラインの横を通る
疎水に架かる橋を通って日向大神宮へ
 日向大神宮の前を通って山道へ入る。すぐに伊勢神宮遙拝所の表示があったので寄ってみたが展望はなかった。戻って先に進むと最初のピークが神明山(218m)。その先に六叉路の表示がある所が思案処というらしい。大日山国有林の表示を見て登って行くとP326がありこれが大日山の山頂になっている。トレイル道は山頂を巻いているが山頂に向かう踏み跡もある。
伊勢神宮遙拝所
東山第19峰の神明山
案内には六本の道が表示されている思案処
国有林になっているようだ
途中から山科方向
大日山山頂
正面に御池通が真っ直ぐに見えた
 大日山の先で南禅寺や若王子神社に降りる道の分岐があり、トレイル道は若王子神社に向かうが大文字山頂への道を進む。次に向かったのは経塚山(400m)。大文字山への道を一旦離れて行く。この辺りは地図にもないような林道が多いが、林道には入らずに踏み跡を進む。経塚山からは東側の踏み跡を下ったが、最後には相当な急斜面が待ち構えていた。
林道を越えて経塚山へ
経塚山山頂

踏み跡を下る
 山科の毘沙門堂からの道に合流して再び大文字山へ向かう。途中地図にある道は谷筋の倒木が重なっていて入れそうにない。そのまま先に進むと経塚山と大文字山の間の谷筋に地図にない道が見えたのでここを上がった。日曜の大文字山山頂は多くの人で賑わっていた。少し離れたところで軽くお昼を食べ、430Mhz・FMで六甲山移動のJA3PYH局と交信した。
地図に道が描かれている谷
こちらの谷には道は描かれていないが
ここでも林道を越える
大文字山山頂に着いた
京都市南部から生駒山方向の眺望
 YAMAP地図には大文字山の北斜面にも多くのポイントがあるが、これはまた今度にして今日は下山することにした。火床の辺りも山頂以上に多くの人がいた。善気山(271m)を通り法然院に下山した。
火床でも人は多い
善気山で見付けた新しいプレート
法然院に降りた
法然院前のしだれ桜はほぼ満開
 ちなみに今日歩いた5つのピークで経塚山以外は東山三六峰に数えられるようだ。地元にいて東山三六峰の名前は当然知っていたが、その中身は今までよく知らなかった。京都市街の東側に連なる峰々で、北は比叡山から南は稲荷山まで洛中から山頂が確認できる三六の峰を言うようだ。(京都通百科事典HPのリンクを張らせていただきました。)
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