那須岳
2023-06-04 | 日記
2023年6月4日(日)
栃木県と福島県の県境付近にある那須岳は日本百名山の一つに数えられる。しかし那須岳という山名の山はなく、茶臼岳や朝日岳、三本槍岳などの山塊を総称して那須岳と言うようだ。登りに使ったロープウエイのガイドがそう説明していた。
標高1684mの山頂駅からスタート
最初は遊歩道のような道
正面に茶臼岳
山頂手前に四等三角点
一座目の茶臼岳(1915m)は火口の縁にあり、ロープウエイの山上駅から200m余り登ったところだ。ここまでは軽装の人も登ってきている。今日は天気はいいが風が強く結構寒い。少しでも風を遮るところを探して無線機を取り出す。いつもの430MHz・FMでCQを出し埼玉県・福島県・茨城県・東京都の各局から呼んでもらい山ランとSOTAも達成できた。
茶臼岳山頂に着いた
山頂の那須岳神社、後で写真を見ると周りの岩に落書きが(怒)
遠くの山は雪を被っている
火口跡のお釜を回って次の朝日岳に向かう。途中には避難小屋があり下山路の取り付きにもなっている。登山道は剣が峰を巻いて登って行く。(剣が峰は正式なルートがないようなので諦めた。)二座目の朝日岳(1896m)は東側が切れ落ちたようになっている。福島市の東吾妻山から出ていたSOTA局を呼んで山ランの一座を稼ぐ。
朝日岳に向かう
避難小屋の正面が剣が峰、その右に朝日岳
鞍部から朝日岳を見る
朝日岳山頂から茶臼岳
右奥に見えたのは猪苗代湖か
次に向かう三本槍岳(1917m)山頂は栃木県那須塩原市と福島県西郷村の県境となる。途中には清水平という小さな湿原があり、そこからハイマツなどの中に掘れた道を緩やかに登って行く。山の名前だけ聞くといかにも急峻な山かと思うが、実際にはなだらかな丘のような山頂だ。山頂にあった説明によると、会津藩、白河藩、黒羽藩の三藩が毎年三本の槍を立てて境界を確認したことに由来すると書かれていた。ここもSOTAに有効なので、少しでも風を避ける場所を探して腰を下ろす。宮城県・東京都・福島県・茨城県の各局と交信することが出来た。
隠居倉への分岐
清水平から三本槍岳
三本槍岳山頂から福島県側を見る
帰路に見た乳首のような朝日岳とその右に茶臼岳
ロープウエイ山麓駅に着いた
ため息が出ます。
那須岳はいつか登りたい山です。
これからがちょうどいい季節でしょうか。
小学生の頃、アマチュア無線やってました。
またいつかやりたいなぁと思いながらどんどん歳だけとってます。
ゲンゴロウさんも山と無線初めてみてはいかがですか😃