2017年6月4日(日)
先々週に続いて伊吹山地を目指す。今回は金糞岳から白倉岳の縦走を計画した。登山口は鳥越林道沿いに何か所かあるようだが、山ラン登山で出来るだけ安直に登りたいため、今回は最も山頂に近い岐阜県側の坂内登山口から入ることにした。
北陸道を今年3月に供用開始された小谷城スマートICで下りる。ナビの地図が対応していないため、何となくぐるぐると大回りさせられた感じがしながら、長浜市高山町から鳥越林道に入る。林道は全線舗装されているとは言うものの、滋賀県側は1車線の道で通るに支障はないが落石が多い道だった。鳥越峠で一旦車を降り付近を観察する。峠は路肩に車を停めることは出来るが、駐車場はない。最初ここに車を停めて林道を岐阜県側に歩いて下り始めたが、少し行くと登山口の辺りに車が数台停まっているのが見えた。下山後のことも考えて峠まで戻り登山口まで車で行く。登山口前には8台くらいは停められる駐車スペースがあり、着いた時には既に6台が停まっていた。
登山口前の駐車スペース
向かいの登山口
登山口からしっかりした登山道を登って行く。すぐに連状登山口からの道に合流する。ここで金糞岳と反対側に少し登ると大朝頭(1060m)のピークがある。登山口から12分で登ることが出来た。ここも山ランに有効なようなので、先ずはここで430MhzでCQを出すと守山市内を車で移動中のJI3XBZ局が呼んでくれた。
大朝頭山頂、プレートには1073mとある
本日一座目を簡単に終え、いよいよ金糞岳を目指して登って行く。登山道は非常に状態が良く気分よく登ることが出来た。大朝頭から41分で金糞岳(1317m)に到着。金糞岳は滋賀県第二の標高だそうで今日も結構な数の登山者が入っている。山頂は休憩するには十分な広さがあるが余り展望は良くない。奈良県王寺町の明神山から出ていた山ランメンバーのJA3JCH局と交信し二座目を終了。
爽やかなブナ林を登って行く
頂上まで25分の看板
山頂手前から奥伊吹スキー場と伊吹山
金糞岳山頂
金糞岳から県境尾根を西に進むと白倉岳(1271m)のピークがある。この間の縦走路は非常に展望が良く、北側の福井から岐阜県の山々、反対側は琵琶湖と周辺の山の眺望が登山の疲れを癒やしてくれる。白倉峠までいったん下り、その先は少し岩のある登山道を登り返していく。金糞岳から26分で白倉岳山頂に到着。先行グループで賑やかな山頂から生駒市移動のJN3GYJ局と交信した。
金糞岳から白倉岳へ
稜線の先に奥琵琶湖
竹生島の向こうには高島の山並
白倉岳へ
白倉岳山頂付近はフラットな道が続く
白倉岳山頂
予定の三座で山ランを達成し来た道をまた展望を楽しみながら戻る。白倉岳から28分で金糞岳。小休止して42分で駐車場に戻った。
白倉岳の戻りから金糞岳
長浜市街と琵琶湖
金糞岳の下りで真東に見える雪の残る山、方向からすると中央アルプスだが・・・
北東のこちらは白山と能郷白山か
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