10月2日(日)
今日は当初丹後半島の山を予定していたが、伊根町まで来ると雲行きがだんだん怪しくなり、権現山の麓まで来たときには小雨が落ちてきたので撤退することにした。天気が悪ければこのまま京都市の自宅まで帰ることも考えながら、高速に乗らずに国道を舞鶴から綾部方面に走る。
途中、天候も何とか持ちそうなので、綾部市の高城山に登ることにした。高城山はJR舞鶴線梅迫駅の西にある標高298.7mの山で、山頂に2本のアンテナが立っておりすぐに見分けることが出来る。車は休日で閉まっているJAの駐車場に置かせてもらった。登山口は久香寺の石段を登った右手にある。山頂にあるNTTドコモのアンテナ施設管理と、神社の参道をかねた登山道は幅2m前後もある広い道だ。山の中腹に一つ目の小さな社があり、山頂手前にも大きな社があった。愛宕神社と書いてあったが、脇には鐘楼も残っていた。そこから山頂まではアンテナ施設のための細い管理道となり、蜘蛛の巣を払いながら350mほど登ると山頂に到着した。アンテナの向こう側が若干標高が高そうなので、フェンスを回り込んで確認したが、三角点は見つけることが出来なかった。とりあえず430MhzでCQを出すと、福知山市を車で移動中のJO3QVS局から声がかかった。
登山口は久香寺境内の右手にあった
山頂手前にあった神社
高城山山頂はNTTドコモのアンテナが占拠している
高城山を下山し車に戻ったのが12時。このまま天気が持てば長老ヶ岳(916.9m)に登ろうと思い車を和知に走らせる。長老ヶ岳の登山口は、京丹波町の仏主集落先にある。20年ほど前にこの山に来た記憶があるが、そのときは山頂手前まで車で上がることができた。今は車道にはゲートが設けられており、その代わり当時はなかった森林公園と登山道が整備されている。七色の木の手前で右に折れ、舗装された細い道を進むと森林公園の広い駐車場に到着する。駐車場にはトイレも整備されている。ここから山頂までは、3.5kmの広い登山道を上がる。途中に展望台や休憩のための小屋があるが、展望台は完全に朽ちて倒壊していた。山頂手前には関西電力や京都府の無線中継施設がある。駐車場から65分で山頂に到着した。山頂は360度の展望があり、舞鶴湾も望むことが出来た。430mz・FMで、姫路市移動のJP3RIH局ほかと交信し往路を下った(下山55分)。
森林公園の案内板
長老ヶ岳山頂
山頂から日本海方面の展望
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