日曜日、とても良いお天気だったので、散歩がてらに町田市の芹が谷公園内にある国際版画美術館に行ってきました。
ちょうど「浮世絵名品展 -没後150周年記念 広重とその時代-」という企画展をしており、総計110点もの浮世絵を見ることが出来ました。
広重というと「東海道五十三次」で有名ですが、実物を見るのは初めてで、その構図の素晴らしさに引き込まれます。
写真を撮る際などの参考にもなるのでは、と思いました。
その他の作品も興味深く、緻密な浮世絵の魅力に圧倒されました。
その後、ゆるりと公園内を散策。梅が満開です。
芹ヶ谷公園は細長く、園内の小川に沿って奥の方に行くと椿が沢山咲いていました。沢山ある赤、白の藪椿の他にも、大輪の縞模様の椿が植えてあります。
気に入ったのは、この公園の小川がビオトープのようになっている事と、池に置かれた石。
石の作る風景にたぶん意味があるのでしょうか、勉強不足ゆえ分からないのが残念。でもオブジェとしてみても楽しめます。
公園の更に奥の方で何やら懐かしい童謡のメロディーが聞こえてきたので、辺りを探すと、高台のベンチでおじいさんが草笛を吹いていました。青空に響き渡る良い音色でした。
この時期花粉症の私はマスクが欠かせませんが、それでも足を伸ばしてお出かけするには、春はもってこいですね。