旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

芸術の秋はガーデンから 

2010年09月26日 15時38分12秒 | 旧庭(~2014March)
秋晴れの今日から神奈川県綾瀬市で第3回綾瀬ガーデニングフェア始まりました。
ミニガーデン13個と寄せ植え10鉢が並ぶ、市民の方々中心の小規模のフェアですが、今年も力作ばかりです。
私たちのチームも何とか完成して、早速通りがかった方々に見ていただいたり、コメントをいただいたりしました。

今年のテーマは「芸術の秋はガーデンから
画家が自庭をモチーフに絵を描くように、ガーデニングしたら素敵・・・というのがコンセプト。

全体像はキャンパスをイメージして白を基調にしてみました。
                

今回は多肉植物の寄せ植えに挑戦したのですが、これがなかなか難しい
ソロリと扱っているつもりでも枝がポロポロ取れる種類もあり、なかなか上手くまとまりません
でもお日様を浴びるとグングン成長するようで、フェアの終わりごろには予定通りコンモリしてくれるかも
      

右手椅子の奥はホワイトガーデンをイメージして、白や銅葉を中心に植栽してみました。
自庭では出来ないことも思い切って挑戦できるのが、こうしたフェアの嬉しいところです。
チョコレートコスモスと銅葉のダリアが入っているのですが、まだ咲いていなくて一寸寂しいかも。
                  

メインのフレームのハンギング。
8月末「ポーラ美術館」でモネの「睡蓮」を見てきたのでそれをイメージして作り始めたのですが、出来上がったら違った物になってしまった
それでも初めてこのようなハンギングを作ったわりに、上手くできたと自己満足 同年輩以上の女性の反応は上々です。
しかし、他のガーデンでも同じフレームが使われていて・・・
かぶってしまって焦りましたが、イメージが全く違うので何とかOKかも


左手の白い睡蓮鉢は昨年の使いまわしで、今年は池に見立てて地に埋めて、周りを白や薄紫やピンク系の花で囲ってみました。
隙間から覗くイメージのつもり。
               


裏を囲った作品が多いのですが、「あえて裏も見ていただこう」というのが私のポリシーの一つ。
駐車場からも綺麗なお花が見えるように植栽したつもりです。


もう一方からはこんな風
                       

その他に気を配ったのは「他のガーデンでは見かけない植物を使うこと」。今回は多肉やギボウシ、ハーブなどでしょうか。
後、あまり「構造物に頼らないこと」。フレームは別として、小物など最小限にしたつもり。
それと今年は寄せ植えコンテストが別にあるので、「そこに展示されるような企画の寄せ植えは作らないこと」です。
企画から草花の買出しや設営、管理に至るまで、我ながら可笑しいほどすべてが楽しいです

正面から写真を撮りたかったのですが、駐車場の車がどうしても写ってしまって、今日は上手くいきませんでした。


フェアの作品は力作ぞろいですが、実際まだ完成していないお庭もありました。
来週には賞など決まるようなので、その頃に他の方々の作品もご紹介したいと思います。
お近くの方は是非お立ち寄りください。10月16日まで開催中です。


時折ミルクティでもすすりながら優雅にガーデニングしたいんですけどね~
実際は泥まみれ 実はそれが好きだったりして


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昨夜NHKの「ワンダー×ワンダー」でイギリスのオープンガーデンを扱った「イギリス極上の庭紀行」という番組を放送していました。
イギリスのガーデン文化と歴史、人々のガーデニングに対する愛などなど、敬服しました~。