旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

東北家族旅行二日目~武家屋敷の街とオールインクルーシブの宿

2019年09月25日 17時18分03秒 | 旅の記憶

東北家族旅行二日目は、盛岡(岩手県)を出て角館(秋田県)へ向かいました

角館は春の桜で有名です(夫は春に来て感動した模様)が、武家屋敷も面白いとのこと。
通りは想像していたよりかなり広く、それが造られた当時(1620年)のままの区画だというのに驚きました。
黒い板塀がカッコ良いです。

石黒家
家のつくりや歴史など説明してくれるガイドさんがいて、玄関が三か所ある意味を知りました。
時代劇と違って茅葺屋根で、これが当時のリアルな武士の家屋だったのですね。

欄間の透かし彫りの影が明りにより映し出されるなど、凝っています

藩主が洋風画を藩士に学ばせ定着した「秋田蘭画」
そういえば昔日本史で学んだ気がする。

 
青柳家
数寄屋茅葺屋根の母屋
少し位が高い用人の住まいで、敷地も広々しています。

この屏風も秋田蘭画でしょうか

青柳家にゆかりの深い藩士、小野田直武は秋田蘭画を確立し、解体新書の挿絵を描いた人物です。
解体新書が展示されていました。


ここは「サムライテーマパーク」というコンセプトだそうで、移築された古い建物内には様々な資料の展示や茶屋などがありました。
鎧兜や刀剣も展示されていました。

庭を回ると古びた感じで、時の流れを感じます。

石塘路から生える幼木に惹かれました

秋の草花が咲いていました。


武家屋敷通りを巡りながら最後に訪れた松本家
この「日本昔話」のような茅葺屋根が、なんとも時代を感じさせてくれます。
武士といえども質素な暮らしをしていたのですね。


この通りに桜が咲いていたら、どんなに素晴らしいことか
全国から観光客が訪れるのが良くわかりました。
いつか私も春に訪れてみたいです。

秋田と言えばお約束のきりたんぽを
甘めの味噌が美味しかったです。


角館を後にして、次の目的地、山形県の山寺立石寺へGO
しかし、立石寺についたら16時を回っていて、これでは見学中に暗くなってしまう・・・
ということで入り口だけ見てこの日の宿に向かったのでした

夫の企画「東北四県制覇」は中途半端になりましたが、楽しみは後に取っておきましょう


 この日の宿は作並温泉(宮城県)の「ゆづくしsalon 一の坊」
作並温泉は仙台の奥座敷と言われる温泉です。

2015年に松島で泊まったホテルの系列です。
その際の雰囲気がとても良かったので、此処にしました。
松島のホテルと違い、こちらは山小屋風で、食事や飲み物がオールインクルーシブ(宿泊料金に含まれる)

テラスには雨だったので出られなくて残念

ロビーホールの椅子も、眺める景色も素敵

ホール奥にはブックスペースが。
羽生君の写真集をじっくり眺めちゃいました
テーブル上には木製のボードゲームもありました。
お洒落だわ~

ドリンクはもちろんフリーですし、この宿オリジナルのおつまみも
写真はありませんがアルコール類もフリーで、特にニッカウヰスキーは数種類用意されていました。

夕食はビュッフェスタイル
取り皿が木製なのは、初めて見るかも。
いちいちお洒落だわ

アルコール類も種類が多く、ビールは自分でサーバーから注ぐ形式だし、日本酒はお燗もできるし至れり尽くせり

料理の写真を撮り忘れたのは、美味しそうだったので、早く食べたかったのと、色々取りに行っていて忙しかったのよ
その場でシェフが調理してくれるパフォーマンス系の料理も多く、どれも美味しく、ついつい食べ過ぎちゃいました

温泉も多彩で、露天風呂は特に体の芯から温まり、何度も入りたくなるお風呂でした。
イベントも企画されていて、「宿自体を楽しむ宿」であることは間違いなさそう。
サービスも心地よく、とても気に入りました。
また泊まりたいわ

続く

 

 

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