4月からはガーデニングのブログを書くので精いっぱいで映画の紹介ができませんでしたが、薔薇のシーズンが終わり一息ついたので、映画の話なども
4月は劇場で3本の映画を観ました。
1本目は「バイプレイヤーズ もしも100人の名脇役が映画を作ったら」
ショッピングセンター内のシネコンで観ました。
以前テレビ東京でシリーズ化されていたドラマ「バイプレーヤーズ」の映画版です。
私、このドラマが大好きだったので、映画化はとても期待していました。
ドラマ放送の途中で主人公の一人で、このドラマの立役者の大杉漣さんが急逝し、彼のいない「バイプレーヤーズはどうなるのだろう・・・
と心配していましたが、他のメンバーが見事に新しいドラマ&映画を作り上げてくれ、本当に嬉しかったです。
オジサンたちのワチャワチャ感やドラマ作りのドタバタ感が面白いし、役者さんたちが芸達者な方ばかりだったので、更に楽しめました。
テレビ各局の有名ドラマのパロディも笑えて、そして最後は泣けて・・・脚本も良かったな~。
DVD化したらまた観たいと思います。
2本目は「椿の庭」
大手シネコンでは上映されなかったので、元名画座だった109シネマズ系列の映画館で観ました。
ポスター映像
湘南の海の見える高台に建つイイとこの古い家と手入れの行き届いた和庭を持つ老婦人と孫娘が主人公です。
セリフが少ないけど、美しい映像と自然な音が物語を綴っている感じがしました。
主人公の老婦人(富司純子)の佇まいが美しい分、少し切ない主題が際立った気がします。
緑濃い和庭が素敵でした。
庭は人生を映す鏡かも
静かでしっとりとした、少しレトロな雰囲気の映画でした。
3本目は「モルエラニの霧の中」
ミニシアター系の映画です、どう考えても。
ジャック&ベティでは監督が来る上映イベントがあったようです。
室蘭で撮られた映画で、室蘭在住の友人に勧められて観に行きました。
いくつかの物語が繋がるオムニバス構成で、「室蘭」という寂れゆく街が主人公の映画です。
幻想的な映像が素敵だったし、センチメンタルな音楽も映像にあっていて抒情的雰囲気倍増
大杉漣さんや小松政夫さんも登場する一つ一つのエピソードは心に染みますが、約3時間半は長すぎる
途中休憩後は集中力が切れてしまいました。
色々盛り込みたかったんだろうけど、余計な部分も散見されたかな。
そんな中、佇まいだけで物語れる役者ってすごいな~と感じました。
「椿の家」と「モルエラニの霧の中」を観て感じたのは、映像の切り取り方や作り方で一つのシーンが現実とは違ったものになるのだな~と。
この所、饒舌でスピーディーでリアリティのある映画を観てきたせいか、セリフの少ない映画で改めて映像の美しさに触れた気がしました。
登場人物が少ない分、役者の力量にも。
ストーリーには個人の好き嫌いがあるだろうけど、映画ってやっぱり総合芸術なんだな~と感じたのでした。
神奈川県は映画館が通常上映しているので、明日公開の「ローズメーカー 奇跡のバラ」も観に行きますよ
バラの育種って、本当に大変ですものね~
美しい花々の映像が沢山見られるかしらん。
楽しみです
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