昨日は平日休みが重なった娘たちと一緒に、東京都庭園美術館へ出向きました。
目的は美術館本館の旧朝香宮邸を拝見すると同時に、現在開催中の「キューガーデン英国王室が愛した花々~シャーロット王妃とボタニカルアート展」を鑑賞するため。
コロナ禍になってから東京へ出るのは(空港以外)二年ぶり。
感染対策しつつではありますが、ようやくお出かけできるようになったのかな~と
庭園の芝庭に安田侃氏の作品「風」が置かれていました。
安田侃氏の作品は札幌や美唄で何度も目にしているので、なんとなく親しみが持てます。
まずはお庭拝見と日本庭園まで足を延ばすと立派なお茶室「光華」が見えてきます。
この茶室のなかも公開されていて、素晴らしいものでしたが、なんといってもこのモミジ群
紅葉したら一層素晴らしいだろう、と想像しながら池の周りを歩きました。
池に映る木々の姿に風情があります。
紅葉の頃にも訪れたいものです。
美術館に入館する前に庭園内のレストラン「デュ パルク」でランチしました
周りを木々や草花に囲まれたガラス張りの建物で、いかにもガーデンレストラン。
こんな立地が好きだわ
窓側の席に通していただきラッキー
今回の展覧会とのコラボドリンクの「バラのヨーグルトソーダ」(右)と「ガーデンコーディアル」(左)を注文。
どちらも写真映えする美しいドリンクでお味もGOODで、お食事前に気分が上がりました。
ただ庭園にピントが合ってしまって
ランチメニューは展覧会とのコラボコース一つのみ。
どれも美しく美味しく、贅沢な気分になりました。
デザートがこれまた可愛い
ケーキの上にのっているのはバラの花型のムースで、ここに薔薇のアロマをスプレーするサービスがあり、これまた優雅な気分に
ボタニカルアート展にピッタリです。
でも私的一番の見どころは、まるでテラスに居るような気持ちにさせるぐらい透明なガラス越しに見える庭
ミズヒキソウ、シュウカイドウ、コバンソウ等の山野草がお行儀よくこちらを向いているの。
時折木漏れ陽のスポットライトが当たって、緑陰の美しさを倍増させてくれる感じ。
語彙が少なくて上手く表現できていませんが、良く整えられた山野草のナチュラルガーデンです。
いよいよ美術館内へ
この本館(旧朝香宮邸)は「美の巨人たち」や「名建築で昼食を」でも紹介されていた超有名な建物。
またドラマ「相棒」のロケ地でもあり、ドラマのラストで犯人が立っていた入り口で写真を撮って貰いました。
玄関内は撮影OKでした。
この床のモザイクタイルは大理石。
壁のレリーフはラリックの作品。
室内側から見ると更に素晴らしかったです。
白黒の大理石が貼られたベランダも撮影OK
ライト等、一つ一つの設えに拘りがあって・・・「神は細部に宿る」かしら
建物のドーム状の場所は一階が大食堂になっています。
アールデコ様式で統一された建物と室内は何処を見ても美しく感動しました
その中で見るキューガーデンのボタニカルアートとウエッジウッドの陶器の数々が、最高にマッチしていて、その世界に入り込んだような気分になりました。
また映像コーナーではキューガーデンの生物多様性への取り組みが紹介されていて、とても感心しました。
けっこう歩き回ったので新館のカフェ「庭園」で休憩。
お庭を眺めながら頂いた一杯は「アートラテ」
白鳥の模様になっていました。
この度はお庭、建物、室内、ボタニカルアート等、いっぺんに楽しめると思っていましたが、情報量が多すぎて頭の中がパツンパツンになってしまいました
次回はじっくり本館巡りをしたり、展覧会に集中したりと、目的を一つにして訪れたいと思います。
とは言え、とても素敵な経験ができて大満足です
お土産に「旧朝香宮邸のアール・デコ」の冊子とキューガーデンのハーブティーを買いました。
包装紙も凝っていましたよ。
このままコロナ禍が収束してくれることを願うと同時に、ソロリソロリではありますがドラマ「相棒」のロケ地巡りと「名建築で昼食を」したいと思います。
いつか・・・は無いかもしれないと、コロナ禍で感じましたし
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