11月3日(木)
文化の日は次女と、待望のドラマのロケ地巡りへ行きました。
まずは日比谷公園へ
丁度秋バラの季節で、公園内では秋バラと季節の草花が植えられたコーナーが作られていました。
私は何度か来ている「日比谷サロー」ですが、次女は初めて。
ドラマ「相棒シリーズ」のロケ地として有名です。
店内に飾られた色紙を見ると「シャーロック」のディーンフジオカさん等のサインもありました。
どのシーンだったのかな。
次女は私よりドラマのフアン。
なので、二人で右京さんと官房長等の気分で公園が見える席に座ります。
オープンテラスが気持ちの良いお天気で良かった
ランチにオムライスとホットワインを頂きました。
右京さんなら紅茶を飲んでいたでしょうけど。
日比谷公園をぐるりと一回り
園内の秋バラが綺麗でした。
日比谷を後にして、向かったのは、この日の本命のロケ地「自由学園明日館」へ
ドラマ「相棒18」のタイトルバックになっている建物で、ドラマ「名建築で昼食を」でも紹介されています。
以前から訪問したいと思っていたのですが、コロナ禍がなかなか収まらず、伸び伸びになってしまいました。
おりしも文化の日は「東京文化財ウィーク」で、重要文化財のこの建物の入館料が無料
一寸ラッキー
自由学園明日館はフランク・ロイド・ライトと弟子の遠藤新の設計で建設されました。
外観はシンメトリーになっています。
中央棟の窓は、窓枠や桟を幾何学模様に配してデザインされていてステンドグラスのよう。
限られた資金の中でライトが工夫したのだそうで、そのアイディも凄な~と、素人は感激してしまいました。
モスグリーンの色合いと大谷石とで、とても自然な雰囲気
上の写真の窓の室内側は大教室
椅子が小さいのは女学校の子供たちに合わせたサイズだからだそうです。
食堂は吹き抜けになっていて、天井に吊るされた照明も個性的で素敵
増築された小食堂は遠藤新のデザイン
弟子だけあって本棟とピッタリ~
室内側から見る中央棟の窓
荘厳な雰囲気を感じます。
講堂は遠藤新の設計で昭和2年に完成しました。
ここでのごと冠城亘のごとく椅子に腰かけて・・・と思ったのですがイベントのため室内のレイアウトが変わっていてちょっと残念
石貼りの柱の凸凹も面白いです。
窓も
明日館にはいくつかライトのデザインした照明があり、こちらも雰囲気がありますね~
建物の細部にもこだわりのデザインがあり、いちいち感激してしまいました。
自由学園明日館は羽仁もと子・吉一夫妻により大正10年に女学校として創立されましたが、この地で学校として使われていた期間は短く、昭和9年には学校は移転して、この建物は「明日館」と命名され卒業生の拠点として使われていたそうです。
現在は重要文化財として「動態保存」のモデルとして管理されているそうで、そのおかげでこうして見ることができるのですから、ありがたいシステムだと思いました。
残念ながら喫茶もランチもできませんでしたが、庭園内に個性的なお茶室が設えれており、せっかくなのでお抹茶を頂きました。
この日はお天気が良く、充実した一日を過ごすことができました
聖地巡礼(ロケ地巡り)で文化を知る~二倍の楽しみがあるような
実際に訪れてみると映像のイメージとは違っていたり、より感動したり、思わぬ体験が出来たりと、豊かな気分になれるというか・・・
素敵な時間を過ごすことができます。
まだいろいろ制約のある生活ですが、これからも「したい」と思っていた事を実行に移していこうと思います。
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文化の日に相応しく青空が広がっていますね
日比谷から池袋へ。
帝国ホテルに比べますと建築資材など決して高価とはいえませんが、
ライトも遠藤新も未来ある子ども達のために懸命に設計し、
それはとても楽しかったのだろうと想像します。
こうして画像を拝見しますと、右京さんと冠城さんの姿が見えるようですね。
ようやく次女とスケジュールが合って、明日館を訪れることができました。
以前Julietさんのブログを拝見し羨ましく思っていました。
ブログには載せていませんが、タイトルバックの右京さんや冠城っぽいポーズで写真を撮ったりして、人知れず盛り上がりました。
ここは本当に名建築ですね。
子供たちの事を考えてデザインされている点も、さすがだな~と感心しました。
池袋に行く機会があったら、また訪れてみたです。