ヒドコート・マナー・ガーデンは20世紀初頭、アメリカ出身のローレンス・ジョンストン氏によって約30年かけて作られた英国を代表するガーデンで、現在はイギリスのナショナル・トラストによって管理されています。
イギリスのガーデン巡りをするなら、必ず訪れたいと思っていたので、ガーデン巡りの最初の訪問地がここで、とてもラッキーでした。
このガーデンは、イチイの木の生垣で仕切られたいくつもの「ガーデンルーム」で構成されていて、迷路を歩いているみたいな気分になります。
次々繰り出される趣の異なる庭に、いちいち感心し足止めを食ってしまい、帰宅して写真を整理しガーデンの地図と照らし合わせてみると、観ていないガーデンルームもあるようでした
90分じゃ、ガーデン全部を味わうのは、無理ってものでしょう
何時間あっても足りないかもしれない
沢山見どころがあって、写真も整理しきれないのですが、その中で、特に印象に残った風景の一部をアップします。
ホワイトガーデンの入り口。
通路のトンネルがこんなに狭いんですよ
レッドボーダーは赤系の花や銅葉を持つ植物で構成されています。
中心に日時計のあるガーデンルームは黄色系の花が目立って咲いていました。
バラとお屋敷の風景が絵になります
ロングボーダーでは様々な宿根草の競演が。
写真は片側だけですが、此処は対になっています。
数多く植えられた草花の中でも、まるで八重咲きカスミソウの木のような花がアチコチで見られ、レースのような役割もはたしていて、とても興味深かったです。
この花は他のガーデンでも良く見かけましたから、案外ポピュラーなのかもしれません。
紫、黄色、青、白と、色が順に替わる植栽も素敵でした
日本ではなかなか見かけない黄色いブッドレアのような花木に、水色のベンチの緩やかなコントラスト。
ロックガーデンのような石原の中には暖色系のカラフルな花たちが。
日本ではあまり見かけない花が沢山ありました。
黄色い花はポピーですが、他はなんという花かしら。
睡蓮の池では丁度花が開いていました。
周りの植栽も綺麗
何の木だか分らないけれど、トンネルがあったり、
ガーデンルームズを外れて、庭の奥には明るい林があったり
このガーデンの見どころの一つ長い芝生の道~ロングウォーク抜けると
コッツウォルズ地区の麦畑が目に飛び込んできます。
風に麦の穂がなびいて、まるで緑の海の様
素晴らし借景。
その演出にも感動しました
ヒドコート・マナー・ガーデンは、巨大なトピアリーが有名ですが、それよりも私は植栽に目が奪われて
それと、美しい芝生
そして、そこを歩く事の出来る喜びと快感
管理の行き届いたガーデンは、本当に気持の良いものです
庭主がどれだけの情熱をもってこのガーデンを造り込んでいたのか・・・
そのパワーをひしひしと感じて・・・
気が付くと集合5分前で、焦ってトイレに行って、後ろ髪をひかれる思いで帰路のバス
に乗りました。
コッツウォルズの街もヒドコート・マナーガーデンも、やっぱり本物って凄い
本物を見ることができて良かった
百聞は一見にしかずって、こういう事だよね~
と、初日から感動の嵐でした。
続く
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おっとと お久ぶりです。ブログいつも拝見しています。
コンセントを見て、きっとイギリスだっ!って思ってました。またまた偶然
息子がロンドンに住んでいて、孫が産まれたんです
孫を見に行くのが目的なんですが、せっかく行くのですから、コッツウォルツと湖水地方へも行く予定です。^^
Joさんのリポートを見て、益々楽しみになりました
お元気でしたか?
HPにアクセスできなくなっていたので、ちょっと心配していました。
お孫さんの誕生
それはイギリスに行くのが超楽しみですね
コッツウォルズは、写真で見るより、う~ん素敵でした
せめて一泊したかったなぁ。
湖水地方も行かれるのかぁ、イイですね。
今週はイギリス旅行の記事が続きますので参考にしてみてくださいね。