2020年元旦
この度の沖縄旅行の一番の目的の首里城訪問へ。
ツアーを予約したすぐ後に火災が発生し、最も楽しみにしていた場所だったのでショックで意気消沈
一時は訪れるのもはばかられましたが、一日も早い復旧を祈念して出向くことにしました。
現在首里城公園では「首里城復興モデルコース」が提案されており、そのルートを参考にして巡ることにしました。
守礼門
元旦の朝8時半から雅楽の演奏があるというので、その時間に間に合うよう大急ぎ
同じような楽器を使いながら、これまで聴いて&見てきた沖縄の音楽とは全く違う調べに戸惑いました。
この御座楽(おざがく、うざがく)は琉球王国の室内楽で、中国からの使いをもてなす目的の明清系の音楽でしたが、琉球王国の滅亡とともに伝承が絶えたそうです。
それを今に復活させ、こうして奏でられているのようです。
ゆったりとした調べは、なんとも雅でした
雅楽の演奏の後、地元の放送局の方にインタビューされました。
「このような状態になった首里城でこうしたイベントをすることをどう感じますか?」等々
「とても意義のあることだと思います。イベントがあれば足を運ぶ機会にもなるし、復興祈願にもなるのでは、云々」と答えたかな。
その後「京の内」を回りました。
丁寧な植物解説の立て札があり、とても参考になりました。
大きなガジュマルの幹から垂れ下がる根の多さと太さに感心しました。
迫力があります。
途中「ハブに注意!!」の看板も。
焼け跡が・・・痛々しかったです・・・
一日も早い復旧を願って、いくばくか寄付してきました。
二度とこの様なことが起こらないよう対策を立てた上での首里城の完全復活、心よりお祈りします。
そして同様に世界遺産に指定されている「玉陵(たまうどうん)」へ
琉球王国、第二尚氏王統の歴代国王が葬られている陵墓だそうです。
ちょうど石垣の手入れ作業をされていました。
沖縄県最大の破風墓。
石柵のレリーフ。
入り口付近で見つけたお供え
意味は分かりませんが、沖縄の植物で構成されていました。
初沖縄旅行は初めての体験ばかり。
植生や生物、文化等、とても刺激を受けました
日本って狭いけど広いですね。
沖縄は日の出も日の入りも遅く、時差があっても良いのではないだろうか、と感じるほど違いました。
本当に面白かった沖縄旅行。
また是非訪れたいです
何より冬でも暖かいもの
沖縄のお土産は定番で。
写真上:左:素焼きのシーサー 右:新垣瓦で作られたアロマスティック
写真下:左:さーたーあんだぎー 右:ジンベイザメ柄の手ぬぐい
しばらくは旅の記憶とともに
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