卍の城物語

弘前・津軽地方の美味しいお店と素晴らしい温泉を紹介するブログです

久吉たけのこ温泉

2012-07-03 00:17:59 | 温泉(平川市)
「湯ノ沢温泉郷」最後の砦「秋元旅館」が9月いっぱいで休業(事実上の廃業)するそうです・・・。あまりにもショック!!
津軽地方を代表する名湯であり、素晴らしき療養泉である湯ノ沢温泉は遂に姿を消してしまうのか・・・?
休業理由は後継者問題なので誰も何も言えないが、しかし名湯が消えるのは悲しくてなりません。
まだ休業まで3ヶ月あるので、温泉好きな人は行けるうちに行って下さいね。ま、どうでもよくない話。



だいぶ前ですが、「湯ノ沢温泉」の近くのこちらの「久吉たけのこ温泉」に行ってきました。


場所は、国道7号線を碇ヶ関IC方面から秋田方面へ走らせる。
しばらくすると「たけのこの里」に向かう看板があるので左折する。
1kmほど道なりに進むとY字路があって、右折するとすぐ右手にあります。


こちらは平川市市営の共同浴場です。

平川市民は100円安く入れます。


ちなみに「ここは『たけのこの里』ではありません」と券売機に注意書きがあります(笑)

「たけのこの里」にも温泉がありますが、「たけのこの里」に行く途中にあるし、ここも「久吉たけのこ温泉」とややこしいので間違える人がいたので注意書きがあるのかも?


玄関の券売機で購入してから番台さんに渡します。


浴場は、浴槽が1ヵ所のみです。

カランは8ヶ所あります。

お湯は無色透明無味、微かに芒硝臭ありです。


浴槽は2ヶ所あります。

ここに来た事がある人は誰でも知ってるが、初めて行く人には要注意事項があります。
それは、手前の浴槽には絶対に入ってはいけません!!いや、そもそも入れないので足をつけてもいけません!!ヤケドします!
以前知らずに入ろうとして大変な目に遭ったという・・・。
注意書きくらい貼ればいいのに(たけのこの里ではないというよりまずはこちらに)

手前の浴槽は、源泉の温度を冷ます為の目的の浴槽であり、入浴は出来ません。
源泉そのまま、55度あります!


その隣に浴槽壁穴から冷まされたお湯が流れ出ます。

奥の浴槽は47度の5人サイズです。

源泉に拘ってるのはわかるが、それにしても47度って・・・。
掛け湯で慣らし、半身浴で慣らし、意を決してやっと入れます。

自分は特殊な訓練を受けているので高温ながら入れますが(笑)、一般の人は無理でしょう。
地元の人は慣れているようですが、それでも1,2分で限界な様でした。


そんなわけでとんでもなく高温な設定なので普通の人にはおすすめはしませんが、源泉掛け流しに拘りすぎて本末転倒なところもあるけど、自分は熱い湯も大丈夫なんで、熱めな湯が好きな人だけおすすめです。

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆


泉質・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(低張性アルカリ性高温泉)
泉温・55.5度(源泉掛け流し)
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛など

料金・250円
備品・なし
施設・日帰りのみ

住所・平川市碇ヶ関久吉蕷ヶ平159-11
電話・0172-46-2117
営業時間・10:00~21:30
定休日・水曜日