「仏ヶ浦」に初めて行ってきました。
下北半島の西部、左井村の海岸沿いにある仏ヶ浦。
下北国定公園の中に位置し、天然記念物に指定されている。
県道46号線から県道253号線を通り、また国道338号線に乗り換えるのだが、峠道が多くて結構疲れる。
国道338号線を脇野沢を通った方が近いかもしれないが、こちらの道は冬季閉鎖しているので使えない。
勝手な推測で、仏ヶ浦の海岸沿いまで車で行けるものだと思ってたが大間違いで、駐車場から15分ほど歩かなければならない。
しかも国道から駐車場までの距離は雪が積ってて行けないので路駐することに・・・。
駐車場地点は全くの山中である。
ここから海岸まで、といっても断崖絶壁を下るわけである。
歩道はちゃんと整備されているので問題ないが(まだ積雪あるけど)、なんと高低差100m近くあるという・・・。
行きは下りなので楽だが、帰りの登りは覚悟しておかなければならない。
歩道を下り、海岸に着くと、巨岩や奇岩に待ち受ける。
ここは地獄か、極楽か・・・。とにかくこの世の光景とは思えない。
三途の川の様にも思えなくはない(当然見たことないけど)、畏怖を憶える自然の芸術である。
「神のわざ 鬼の手つくり仏宇陀(ほとけうだ) 人の世ならぬ処なりけり」
と、かの詩人・大町桂月がこの地を訪れた時に読んだ歌碑もある。
「仏宇陀(ほとけうだ)」はアイヌ語で「仏のいる浜」という意味で、古くからここは「ほとけうだ」と呼ばれていたが、その後「ほとけがうら」に変化したようだ。
海岸沿いには地蔵堂があり、地蔵が祀られている。
むつ湾で水死、または自殺で亡くなった遺体がこの地まで運ばれてくるようだ。
なので地蔵が供養の為に祀られているとの事。
ちなみにここは心霊スポットとして有名だとか。
仏ヶ浦の奇岩は約2kmに及ぶので、海岸沿いからはあまり全貌を臨むことは出来ない。
なので海上遊覧船から見るのもまたいいものらしい。
遊覧船は4月下旬から10月下旬まで、左井村港から出発し、仏ヶ浦を遊覧したあとに海岸散策して戻るコースが1時間半ほどで、1人2300円で乗れます。
しかしながら、海岸散策だけでも十分に堪能できます。
この低性能の写メだと映り悪くて良さが全く伝わらないけど、予想以上に素晴らしくて感動してしまいました。
すぐ帰る予定だったけど、結構な時間散策しました。
それにしてもむつ湾ってこんなに荒れるのか!?とびっくりしました。
いつも穏やかーな浪打なのに、冬だからなのか、荒れ狂ってました。
そりゃこんな奇岩も出来るわけです。
夏場はあたりが緑が生い茂って、むつ湾も穏やかだろうとは思うので、その時は極楽浄土みたいに感じられるのかと推測されます。
しかし、今日のような冬の訪れは地獄かと感じました。
あたりは葉を落とした細い木々ばかりで寂しいもので、海は荒れ狂ってるから、ここは誰も寄せつけぬ存在感があります。まるで冥土のようです。
しかも実はこの海岸沿いに誰もいませんでした!!仏ヶ浦貸切状態です!!
貴重な体験です。ま、冬に来る奴はまずいないでしょうが。
十分に堪能したところで帰ることにしたが、登り道は地獄・・・。
さすがに途中の休憩場で一息つかないと倒れるところでした。
帰り道にカップルと擦れ違ったのですが、よく見ると外人サンでした。
誰も来ないかと思ってたら、この時期に外国人観光客とは!
仏ヶ浦をみてどう思ったのか聞いてみたかったですね。英語できないけど・・・。
下北半島の西部、左井村の海岸沿いにある仏ヶ浦。
下北国定公園の中に位置し、天然記念物に指定されている。
県道46号線から県道253号線を通り、また国道338号線に乗り換えるのだが、峠道が多くて結構疲れる。
国道338号線を脇野沢を通った方が近いかもしれないが、こちらの道は冬季閉鎖しているので使えない。
勝手な推測で、仏ヶ浦の海岸沿いまで車で行けるものだと思ってたが大間違いで、駐車場から15分ほど歩かなければならない。
しかも国道から駐車場までの距離は雪が積ってて行けないので路駐することに・・・。
駐車場地点は全くの山中である。
ここから海岸まで、といっても断崖絶壁を下るわけである。
歩道はちゃんと整備されているので問題ないが(まだ積雪あるけど)、なんと高低差100m近くあるという・・・。
行きは下りなので楽だが、帰りの登りは覚悟しておかなければならない。
歩道を下り、海岸に着くと、巨岩や奇岩に待ち受ける。
ここは地獄か、極楽か・・・。とにかくこの世の光景とは思えない。
三途の川の様にも思えなくはない(当然見たことないけど)、畏怖を憶える自然の芸術である。
「神のわざ 鬼の手つくり仏宇陀(ほとけうだ) 人の世ならぬ処なりけり」
と、かの詩人・大町桂月がこの地を訪れた時に読んだ歌碑もある。
「仏宇陀(ほとけうだ)」はアイヌ語で「仏のいる浜」という意味で、古くからここは「ほとけうだ」と呼ばれていたが、その後「ほとけがうら」に変化したようだ。
海岸沿いには地蔵堂があり、地蔵が祀られている。
むつ湾で水死、または自殺で亡くなった遺体がこの地まで運ばれてくるようだ。
なので地蔵が供養の為に祀られているとの事。
ちなみにここは心霊スポットとして有名だとか。
仏ヶ浦の奇岩は約2kmに及ぶので、海岸沿いからはあまり全貌を臨むことは出来ない。
なので海上遊覧船から見るのもまたいいものらしい。
遊覧船は4月下旬から10月下旬まで、左井村港から出発し、仏ヶ浦を遊覧したあとに海岸散策して戻るコースが1時間半ほどで、1人2300円で乗れます。
しかしながら、海岸散策だけでも十分に堪能できます。
この低性能の写メだと映り悪くて良さが全く伝わらないけど、予想以上に素晴らしくて感動してしまいました。
すぐ帰る予定だったけど、結構な時間散策しました。
それにしてもむつ湾ってこんなに荒れるのか!?とびっくりしました。
いつも穏やかーな浪打なのに、冬だからなのか、荒れ狂ってました。
そりゃこんな奇岩も出来るわけです。
夏場はあたりが緑が生い茂って、むつ湾も穏やかだろうとは思うので、その時は極楽浄土みたいに感じられるのかと推測されます。
しかし、今日のような冬の訪れは地獄かと感じました。
あたりは葉を落とした細い木々ばかりで寂しいもので、海は荒れ狂ってるから、ここは誰も寄せつけぬ存在感があります。まるで冥土のようです。
しかも実はこの海岸沿いに誰もいませんでした!!仏ヶ浦貸切状態です!!
貴重な体験です。ま、冬に来る奴はまずいないでしょうが。
十分に堪能したところで帰ることにしたが、登り道は地獄・・・。
さすがに途中の休憩場で一息つかないと倒れるところでした。
帰り道にカップルと擦れ違ったのですが、よく見ると外人サンでした。
誰も来ないかと思ってたら、この時期に外国人観光客とは!
仏ヶ浦をみてどう思ったのか聞いてみたかったですね。英語できないけど・・・。