卍の城物語

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小川原湖

2011-09-28 00:47:56 | 観光地
だいぶ前だけど「小川原湖」に行ってきました。
遠巻きには眺めた事はあるが、初めて昼間にちゃんと見てみました。


青森県の上北地方にまたがる日本で11番目の面積規模を示す汽水湖である小川原湖。

小川原湖周辺には尾駮沼、鷹架沼、市柳沼、田面木沼、内沼、姉沼などの湖沼群が分布している。

主な水産資源は、ワカサギ、シラウオ、ハゼ、シジミ、ウナギなど。
さらにマリモも生育しているそうだ。

ワカサギの漁獲量は日本一らしい。

シジミに至っては長いシーズンで潮干狩りできる。
決められたエリアで漁獲方法を守れば無料でシジミ取りが出来る。
この日もシジミを取っている家族連れが多かった。
ついでに湖水浴もしているような様子であった。


小川原湖にはとある伝説がある。

飛鳥時代、公家の橘中納言道忠公東国行脚の旅に出た。
道忠公の娘・姉の玉代姫と妹の勝世姫は父の身を案じ、父の後を追って諸国を巡る。
やがて二人は北の果てで、探し求めた父が既に亡くなっていることを知る。
姉妹は嘆き悲しみ、玉代姫は沼に入水した。後を追うように勝世姫も別の沼に入水した。
玉代姫の沈んだ沼を姉沼、勝世姫の沈んだ沼を妹沼(小川原湖)と呼ぶようになった・・・。

湖の一角には供養の為か、姉妹像が建てられている。


それにしても大きな湖である。
海のような潮の満ち引きが錯覚を覚える。

のほほんと湖を眺め、物思いに深けながら長い間佇んで気が落ち着いたところで帰りました。

 

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