もう終点も近い頃だったでしょうか、緑の森の上に白い鳥がパタパタと直線的に飛ぶ姿が見えました。私はその1羽しか見なかったのですが、それは白い鸚鵡でした。3人家族のお母様が
「あの鸚鵡は珍しい鸚鵡なんですか?」
と同行ガイドさんに聞かれると、彼女はよくいる鸚鵡です、珍しくないです。という返事をされたので、そうすると、カラフルな多色の鸚鵡の方が珍しいのだなと私は思いました。どちらにしても、私が鸚鵡らしい姿を見たのはその白い1羽だけだったように思います。
カラボニカ・レイク駅に着き、駅の構内に入って行くと、動植物の写真や土産物などの商品が並んでいます。壁に掲げられた写真パネルの中に、先程の白い鸚鵡が有りました。黄色い冠羽など持つ可愛い容姿です。パネルには英語の説明書きが付いていました。読んでみましたが私には知らない単語が多くよく分かりませんでした。
「なんて書いてあるか分かりますか?」
家族連れのお母様に訊かれて、さぁ、と私は答えました。
「珍しい鸚鵡なんですか?」
と重ねて尋ねられるのですが、それは私にはこの文章から読み取れない事でした。ガイドさんがありふれた鸚鵡といっておられたから珍しくないのでしょう。とだけ私は答えるしかありませんでした。
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