さて、キュランダの観光は、施設で覚えている事を書くと、昼食に手作りのウィンナーが出ていた事、機内食で出た同じ楕円形のパンが出ていた事、テレビを見ながら食事した事、食後トイレに行き、どう表現したらよいでしょうか、そのトイレは木造りでほぼ掘っ立て小屋のようなトイレであり、窓は開けっぱなしで閉まらず、覗かれ放題のような低い位置と大きさの窓であったという事です。
食後見た先住民のショー は、劇場に行った時には女性の方もいたように思いますが、そのステージはすぐに終わり、私達が鑑賞したのは、次の出し物の男性達のダンスショーがメインでした。一しきりのダンスの後、誰か1人よろよろと青ざめてステージに出てくると、伏せて亡くなったような感じになりました。ステージの皆が鎮魂の風情になりました。
続けて見ていると、横たわり亡くなった方の体の部分部分を形見として生者がいただく、引き継ぐというような伝統的な儀式が始まった様でした(個人的な見解で、事実は如何なのか全く不明です)。
この○○出来た手は誰が、この△△できた足は誰が、という様にステージに横たわった人の各々の部分を指し示して、観客の私達に誰か欲しい人はと問いかけて、観客に誰か手を上げる人がいると、ステージのアボリジニの人々が、その部分を手にすくい上げ、ほいっと放り投げる身振りをする、観客はそれを受け取る仕草をする、という風に儀式は続いて行きました。
私は足の場面で誰も手を挙げる人がいなかったので、ステージからの何回目かの問いかけに、恥ずかしげもなく「はい」っと手を上げて足を頂いて来ました。どのような長所のあった足なのか、言葉がさっぱり理解できなかった私には全然分かりませんでしたが、足腰丈夫に過ごせるとよいなぁと思いました。現地の人達皆足が丈夫そうでしたからね。
(レインフォレステーションのパンフレット裏:右と、ステージショーのPAMAGIRRIのパンフレット。幸いな事に?、私は蛇を見ませんでした。(^-^;)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます