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世界遺産一つ目 カトマンドゥ・ダルバール広場 ③

2010-08-22 18:08:20 | ネパール
 ハヌマンドカを後にして目を上げると・・・ 高いところに見るからに王様らしき像があります。


 プルタープ・マッラ王
 
王族の守り神であるタレジュ女神が祀られている デグタレジュ寺院 を見守っています。


 
プルタープ・マッラ王の向かいには・・・ 


 スウェットバイラヴ

大きな大きな顔だけの像です。いつもはこの格子戸の中にあって覗かないと見えません。


この格子戸は年に1回、大祭・インドラジャトラの時しか外されない・・と聞いていたのですが、何と2年目の秋の訪問時(2008年)、ダサインの9日目にも半分だけはずされていました。 この時ばかりは 「ラッキー!」 と一人叫んでしまいました。


格子戸が全部外されるとこの絵葉書のようになります。 



 タレジュベル (ビッグベル)

 ベルというとかわいらしいものを想像するかもしれませんが、二かかえもありそうな大きなものです。 16世紀からのものだそうです。 



タレジュベルから右に曲がり、少し戻ると・・・



 カーラバイラヴ (カーラ=黒 バイラヴ=シヴァの化身)

 ヒンドゥ教の中で、一番力が強く一番恐ろしいといわれる神さま。
足で踏みつけているのは仏さまのように見えたのですがそうではなく悪い心を持つ人間だそうです。 この神さまの前で嘘をつくと血を吐いて死ぬといわれています。



 ここからまたタレジュベルの前に戻り、そのまままっすぐ進むと賑やかな広場に出ます。

 ここが ダルバールスクウェア といわれるところ。 先へ先へと進んでしまうと大事なものを見落としてしまうので、少し立ち止まってぐるりと見回してみましょう。

 白い漆喰の壁を背にして右に見える大きな建物を見ると・・・

 シヴァとパールヴァティが広場を見下ろしています。


 シヴァ・パールヴァティ寺院

この寺院は18世紀のもの。シヴァとその妃であるパールヴァティが仲良く人間の街を見下ろしています。 寺院前ではシンガとシンギニがしっかりと寺を守っています。






 正面の9層の台座の上に立つ建物と手前にある白いとんがりのインドシカール様式の建物がひときわ目立ちます。


 左・カムデヴ寺院 (白いとんがりの建物)  正面・マジュデガ寺院(シヴァ寺院)


 台座の一番上まで上がれるので、ある時一人で上がってのんびりと広場を眺めていると、片言の日本語で話しかけてきた子供がいました。 少し話をしていると 「お菓子ちょうだい、お金ちょうだい」 となりました。 一人の時はお気をつけ下さい。



 トライロキャ・モハン・ナラヤン寺院の前には

ヴィシュヌの乗り物ガルーダ がいます。

ガルーダは 体は人間だけれど羽根があって飛べます。



 この広場もお祭りのときにはたくさんの露天が出ます。

お祭りの時に食べるアヒルを買いに来た人


お供えをするための花を買いに来た人




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