2007.4/19(木)
ネパール5日目の訪問はカトマンドゥから西に2Kmほどのスワヤンブナート寺院です。 車でも山道を上って行くので20分位かかるでしょう。
歩きですと、途中ほこりを覚悟、少々上り、最後にながーい階段上るのを覚悟して行けば1時間くらいで丘の上に着けるでしょう。
車で行かれる場合は丘の西のふもとにあるこの金ぴかの三体の仏像を左手に見て山道を登って行きます。
車で上がって着く所は南のツーリストボックス前です。
歩いて行かれる方は丘の東側のふもとに到着します。 そこから長い階段を上がって行きますが、上がりきる少し手前にツーリストボックスがあります。
スワヤンブナート寺院 (スワヤン=自然にできた ブ=土=地球 ナート=神さま) 入場料 100ルピー
ここスワヤンブナートはネワール仏教の聖地で、マニ車や大きな金剛杵にはネワール文字が書かれています。
池に立つお釈迦さま
車で着いた南ゲートをくぐると目の前には池に立つお釈迦様がいます。 これはネパール版トレビの泉?
近くで売られているコインを買って(8枚で10ルピー)それを投げ、うまく台座に乗るか器に入れば幸運が訪れると言われます。
ディネシュさんと二人でやってみたけれど二人とも全くダメでした。 残念!
ここからスワヤンブナートの丘を左回りに廻ろうと思います。
ゆるやかな階段を進むのですが、大きな木がたくさんあり木から木にロープがはられ色とりどりの「タルチョ」が、それはそれはたくさんはためいています。
階段を上がりきるとそこには小さな文殊菩薩の寺があります。 ヒンドゥ教では文殊菩薩は弁才天(学問の神)です。
文殊菩薩像
ここに文殊菩薩の寺があるというのには、文殊菩薩と大日如来との出会いの伝説によるようです。
3万年前も前の大昔、カトマンドゥ盆地は大きな湖でした。 その湖の真ん中に咲く蓮華から大日如来が姿を現したという。
中国で修行を終えてインドに帰ろうとした文殊菩薩は大日如来に敬意を表すためこの地に立ち寄ることにしました。 ところが、そこで耳にしたのが、この土地の人々が湖に住む大蛇に苦しめられているということ。
「それは困ったこと」と持っていた大刀で山を切り開きました。 すると、湖の水が抜け大蛇もいなくなり、肥沃なカトマンドゥ盆地が生まれたということです。
文殊菩薩の寺からたくさんのサルたちと一緒にこんどは下って行くと、先ほど通った南入場ゲートの 「池に立つお釈迦さま」 の前に戻ってきます。
そこからさらに左の道を進むとすぐにストゥーパのようなものがあります。 ストゥーパの小さいものをチャイティア(チベット語でチョルテン)といいますが、これは五大如来を祀ったチャイティアです。
チャイティアの周りにはきれいに彩色された五大如来がいます。 体の色にはそれぞれ意味があり、チャイティア全体はボーダナートと同じく 「宇宙」 を表しています。
五色の色は如来の顔、体の色を表すとともに方角も表しています。
大日如来・・・・白・・・真ん中
阿閦如来・・・・青・・・東
宝生如来・・・・黄・・・南
阿弥陀如来・・・赤・・・西
不空成就如来・・緑・・・北
ネパールの人々は、色を見ただけで何如来か、どちらの方角か見分けがつくそうです。
ここから先は少し上り坂となります。 ちょっとだけ頑張りましょう。
坂道を上がりきったあたりから、ところどころに五大エネルギーを表す場所が出てきます。 特に説明などはありませんので、意識していないと見落とすか、わからないことのほうが多いかと思います。
☆サンティプール(サンティ=平和 プール=場所)
ここは五大エネルギーの 「空」 を表すところです。
この寺の入り口に飾られている鬼のような顔のこの彫り物は 「シェプ」 といい、体はなく頭だけのものです。 これも想像上の動物で寺を守っているのです。 シェプの食べ物はヘビ。
気をつけて見ているとあちこちにこの彫り物を見かけます。 ・・が、ここの物はきれいに彩色されているのでヘビを食べているのがよくわかります。
寺院の近くにお釈迦さまがいます。 赤いきれいな衣をまとったこのお釈迦様は、ほっそりしたイケメンです。
☆アグニプール (アグニ=火の神 プール=場所)
ここは五大エネルギーの 「火」 を表すところです。
ここまでくるとスワヤンブナート寺院が目に入ります。
☆ナーガプール(ナーガ=コブラ プール=場所)
スワヤンブナート寺院に近づくと、バターランプの乗った柵で囲われ、四角に掘られたところがあります。 中にはコブラがいます。 ここは五大エネルギーの 「水」 を表すところです。
水のない時にはこのコブラが見えます。(ヘビのように見えますがコブラだそうです)
ネパール5日目の訪問はカトマンドゥから西に2Kmほどのスワヤンブナート寺院です。 車でも山道を上って行くので20分位かかるでしょう。
歩きですと、途中ほこりを覚悟、少々上り、最後にながーい階段上るのを覚悟して行けば1時間くらいで丘の上に着けるでしょう。
車で行かれる場合は丘の西のふもとにあるこの金ぴかの三体の仏像を左手に見て山道を登って行きます。
車で上がって着く所は南のツーリストボックス前です。
歩いて行かれる方は丘の東側のふもとに到着します。 そこから長い階段を上がって行きますが、上がりきる少し手前にツーリストボックスがあります。
スワヤンブナート寺院 (スワヤン=自然にできた ブ=土=地球 ナート=神さま) 入場料 100ルピー
ここスワヤンブナートはネワール仏教の聖地で、マニ車や大きな金剛杵にはネワール文字が書かれています。
池に立つお釈迦さま
車で着いた南ゲートをくぐると目の前には池に立つお釈迦様がいます。 これはネパール版トレビの泉?
近くで売られているコインを買って(8枚で10ルピー)それを投げ、うまく台座に乗るか器に入れば幸運が訪れると言われます。
ディネシュさんと二人でやってみたけれど二人とも全くダメでした。 残念!
ここからスワヤンブナートの丘を左回りに廻ろうと思います。
ゆるやかな階段を進むのですが、大きな木がたくさんあり木から木にロープがはられ色とりどりの「タルチョ」が、それはそれはたくさんはためいています。
階段を上がりきるとそこには小さな文殊菩薩の寺があります。 ヒンドゥ教では文殊菩薩は弁才天(学問の神)です。
文殊菩薩像
ここに文殊菩薩の寺があるというのには、文殊菩薩と大日如来との出会いの伝説によるようです。
3万年前も前の大昔、カトマンドゥ盆地は大きな湖でした。 その湖の真ん中に咲く蓮華から大日如来が姿を現したという。
中国で修行を終えてインドに帰ろうとした文殊菩薩は大日如来に敬意を表すためこの地に立ち寄ることにしました。 ところが、そこで耳にしたのが、この土地の人々が湖に住む大蛇に苦しめられているということ。
「それは困ったこと」と持っていた大刀で山を切り開きました。 すると、湖の水が抜け大蛇もいなくなり、肥沃なカトマンドゥ盆地が生まれたということです。
文殊菩薩の寺からたくさんのサルたちと一緒にこんどは下って行くと、先ほど通った南入場ゲートの 「池に立つお釈迦さま」 の前に戻ってきます。
そこからさらに左の道を進むとすぐにストゥーパのようなものがあります。 ストゥーパの小さいものをチャイティア(チベット語でチョルテン)といいますが、これは五大如来を祀ったチャイティアです。
チャイティアの周りにはきれいに彩色された五大如来がいます。 体の色にはそれぞれ意味があり、チャイティア全体はボーダナートと同じく 「宇宙」 を表しています。
五色の色は如来の顔、体の色を表すとともに方角も表しています。
大日如来・・・・白・・・真ん中
阿閦如来・・・・青・・・東
宝生如来・・・・黄・・・南
阿弥陀如来・・・赤・・・西
不空成就如来・・緑・・・北
ネパールの人々は、色を見ただけで何如来か、どちらの方角か見分けがつくそうです。
ここから先は少し上り坂となります。 ちょっとだけ頑張りましょう。
坂道を上がりきったあたりから、ところどころに五大エネルギーを表す場所が出てきます。 特に説明などはありませんので、意識していないと見落とすか、わからないことのほうが多いかと思います。
☆サンティプール(サンティ=平和 プール=場所)
ここは五大エネルギーの 「空」 を表すところです。
この寺の入り口に飾られている鬼のような顔のこの彫り物は 「シェプ」 といい、体はなく頭だけのものです。 これも想像上の動物で寺を守っているのです。 シェプの食べ物はヘビ。
気をつけて見ているとあちこちにこの彫り物を見かけます。 ・・が、ここの物はきれいに彩色されているのでヘビを食べているのがよくわかります。
寺院の近くにお釈迦さまがいます。 赤いきれいな衣をまとったこのお釈迦様は、ほっそりしたイケメンです。
☆アグニプール (アグニ=火の神 プール=場所)
ここは五大エネルギーの 「火」 を表すところです。
ここまでくるとスワヤンブナート寺院が目に入ります。
☆ナーガプール(ナーガ=コブラ プール=場所)
スワヤンブナート寺院に近づくと、バターランプの乗った柵で囲われ、四角に掘られたところがあります。 中にはコブラがいます。 ここは五大エネルギーの 「水」 を表すところです。
水のない時にはこのコブラが見えます。(ヘビのように見えますがコブラだそうです)
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